大会日程、不可解な審判…お粗末なアジアのハンドボール

公開日: 更新日:

 ハンドボール女子日本代表が2日、8カ国・地域のチームが参加するアジア選手権(13日開幕=韓国・水原)に向けた練習を公開。攻撃面の戦術を確認するなど、約3時間のメニューをこなした。

 この日は昨年6月に日本ハンドボール協会と契約した、ウルリック・キルケリー監督(45=デンマーク)の就任会見も併せて行われた。

 新監督は、19年世界選手権(熊本)、20年東京五輪での手腕に期待がかかる。「フィジカルとマインドを強化し、実戦経験を積んで(強豪の)欧州に近付きたい」と抱負を口にした。

 キルケリー監督の初陣となるアジア選手権は、上位3チームに12月の世界選手権(ドイツ)の出場権が与えられる重要な大会だ。当初この大会は昨年12月に実施予定だったが、開催国の韓国の都合で、主催のアジアハンドボール連盟が急きょ3月に日程を変えたという。各競技のアジア選手権は、遅くとも3、4年前には開催地、日程は決まるもの。今回の日程変更はおかしな話である。

 ハンドボールで不可解といえば、07年北京五輪アジア地区予選などで、審判が日本に不利なジャッジをした「中東の笛」が有名だ。

 キルケリー監督は12年から3年間、デンマーク女子代表のコーチを務め、13年の世界選手権(セルビア)の3位にも貢献。欧州の名指導者は、「日本を含めてアジアのハンドボール文化を変える必要がある」と、呆れ顔で話しているそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議