侍Jの精神的支柱 青木宣親ホントの成果と突貫工事の不安

公開日: 更新日:

「決勝トーナメントは米国、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコのどこが出てきても打線は強力です。2次ラウンドまでの6試合で1試合平均3・7失点の日本投手陣の状態を考えれば、3失点以内に抑える確率は低い。つまり、点取り合戦という展開になると予想されます。青木の復調を待つという手もあるでしょうが、打順の変更も含めて調子優先で選手起用することも考える必要があると思います。青木に代わる広島の鈴木も打率・214と苦労しているので、小久保監督も頭が痛いでしょうが……」(評論家の橋本清氏)

 09年大会ではイチローが苦しんだ。当時の原監督はそれでもかたくなに起用し続け、決勝の韓国戦で6打数4安打。延長十回に勝ち越しの2点適時打を放ったものの、そんな劇的な復調劇が二度あるとは限らない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???