侍Jの精神的支柱 青木宣親ホントの成果と突貫工事の不安

公開日: 更新日:

 グラウンド外では役割を果たしているという。

 日本代表唯一のメジャーリーガーにして、最年長の青木宣親(35=アストロズ)は、自ら進んで若手とコミュニケーションをとり、打撃や相手投手に関しても積極的にアドバイスを送っている。

「日本で自主トレを行っていた1月中から、代表の仲間になる山田(ヤクルト)、坂本(巨人)らを食事に誘い、電話番号を知っている選手には全て連絡を取って意見交換をしていたといいますからね。日本代表に合流する前からチームリーダーとしての仕事をこなしていたわけです。小久保監督ら首脳陣も絶大な信頼を置き、完全に精神的支柱になっていますよ」(日本代表関係者)

 が、肝心のバットは湿っている。1次、2次ラウンドの出場5試合で、20打数4安打の打率・200。中軸の3番で起用する小久保監督の期待に応えられていない。1次ラウンドの最中には、異例の180球の打ち込みを敢行。15日のイスラエル戦後もひとりブルペンでティー打撃を行っていた。突貫工事さながらである。

■小久保監督はそれでも青木を使うのか

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出