ラガーマンも顔負け…楽天アマダー激高で大乱闘が勃発
1日のソフトバンク戦の二回、楽天の超重量級助っ人・アマダーがソフトバンク東浜の内角の抜け球に激高し、両軍入り乱れる乱闘が勃発した。
アマダーはヘルメットを脱ぎ捨てると、193センチ、135キロの巨体を揺らし、止めに入った選手たちをなぎ倒しながら、逃げる東浜のもとへ突進。最後は同僚のペゲーロ、ウィーラーに取り押さえられ、東浜は難を逃れたものの、アマダーは威圧行為で退場処分となった。チームは主砲の離脱に加え、七回には銀次が負傷交代。野手の頭数が足りず、代打も送れない状況に陥るなど0―2の完封負け。ソフトバンクに優勝マジック16が初点灯した。
開幕から首位を走っていた楽天だが、これで引き分けを挟んで8連敗と急失速。ソフトバンクとのゲーム差は11.5と広がる一方だ。梨田監督は「いい勝負をしていたが、たった2週間でこうなってしまった」と嘆いたように、踏んだり蹴ったりの一日だった。