エ軍は大谷仕様ローテも…二刀流への期待に“反動”の懸念
要するに本人が自覚するように、大谷はまだまだ成長途上。投打の二刀流として完成した選手ではないということだ。
■先発・DHプホルスを一塁へ
しかし、大谷を受け入れるエンゼルスは、そうは思っていない。なにしろ、米球界ではすでに「日本のベーブ・ルース」。1年目から先発とDHのポジションを与えるつもりでいる。エプラーGMはそう明言しているし、ローテーションも中4日から中5日の大谷仕様にすることを検討しているほど。
野手としては、現役最多614本塁打のプホルス(37)を一塁に追いやってのDHを予定。近年は故障がちで、打つことに専念させていたスーパースターを再び一塁に戻してまで、大谷にDHを与えるのだ。
むろん本人に責任があるわけではないが、大谷がエンゼルス首脳陣の期待に沿うような活躍ができなかったときの反動が心配になってくる。