エ軍は大谷仕様ローテも…二刀流への期待に“反動”の懸念

公開日: 更新日:

 要するに本人が自覚するように、大谷はまだまだ成長途上。投打の二刀流として完成した選手ではないということだ。

■先発・DHプホルスを一塁へ

 しかし、大谷を受け入れるエンゼルスは、そうは思っていない。なにしろ、米球界ではすでに「日本のベーブ・ルース」。1年目から先発とDHのポジションを与えるつもりでいる。エプラーGMはそう明言しているし、ローテーションも中4日から中5日の大谷仕様にすることを検討しているほど。

 野手としては、現役最多614本塁打のプホルス(37)を一塁に追いやってのDHを予定。近年は故障がちで、打つことに専念させていたスーパースターを再び一塁に戻してまで、大谷にDHを与えるのだ。

 むろん本人に責任があるわけではないが、大谷がエンゼルス首脳陣の期待に沿うような活躍ができなかったときの反動が心配になってくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動