ソデにされた球団が逆恨み “打者”大谷は報復死球に要注意
エンゼルス入りが決まった大谷翔平(23)は来季、死球禍にさらされかねない。
書類選考でソデにした球団、特に東海岸のチームから報復される可能性があるからだ。「はなから東海岸に行く気がないのに、書類提出を求めるのは失礼な話」と憤る球団幹部もいるそうで、大谷がDHとして出場する際には投手陣に内角攻めを指示するともっぱらだ。
ア・リーグ内のヤンキース戦、レッドソックス戦で打席に立つ際は要注意だが、厳しい攻めに遭うのは東地区球団との対戦に限らない。むしろ、同じ西地区のチームは東地区以上に警戒が必要になる。同地区は与死球の多い球団ばかりなのだ。
今季、リーグワーストのレンジャーズ(74個)にアストロズ(70個)が続き、アスレチックス(61個)が5位タイ。マリナーズも53個と決して少なくはない。皮肉なことに、エンゼルス(44個)はリーグ最少だ。
レンジャーズは来季、ハメルズ(11個)を筆頭に与死球の多い投手がすべて残留。アストロズはファイアーズ(13個)がタイガースに移籍したものの、モートン(13個)、マクラーズ(11個)、マーテス(8個)ら他の先発陣の顔ぶれに変わりはない。
レンジャーズ、マリナーズは面談にこぎつけたが、アストロズ、アスレチックスは本人と対面すらできなかった。マリナーズのように、わざわざ若手有望株を放出して、大谷に提示する契約金を増額した球団もあるだけに、逆恨みされている可能性は否定できない。