エ軍は大谷仕様ローテも…二刀流への期待に“反動”の懸念

公開日: 更新日:

「やり遂げたという感じではない」

 エンゼルス入りの決まった大谷翔平(23)が25日、札幌ドームで行われたサヨナラ会見で投打の二刀流についてこう言った。

「ここ(日本ハム)に来ると決めたときは栗山監督をはじめ、ごく少数の人たちしか本当にできると思って行動してくれていなかったと思いますし、そういう考えを持ってくれている人が周りにいたのは僕にとってラッキーだった。そこがすべて」と周囲に感謝しながらも、自らの二刀流に関しては、「まだまだ道の途中」という認識なのだ。

 実際、フロントや首脳陣の中には「大谷は真の二刀流をやっていない」との声がある。過去5年、投手として年間通じて先発ローテを守った経験は一度もない。最も多く投げたのは15年の160.2回だ。ケガをしたとき以外は投手優先の起用だったから、野手として打席に立ち続けたわけでもない。

 チーム内には「手術した右足首より、クセになりやすい左太もも裏の肉離れの後遺症が心配」という人がいるし、メジャースカウトの中にはGMに「大谷は1年間、マイナーでみっちり体づくりをした方がいい」と報告した人もいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ