キャンプ地は同じアリゾナ 日ハムファンが狙う“大谷参戦”
日本ハムでは早くもドラフト1位の清宮幸太郎(18=早実)フィーバーが巻き起こっている。
来年1月14日に二軍の本拠地で開催され、清宮も参加する新入団選手歓迎式典の前売りチケット(販売枚数2000枚=500円)がすでに1000枚以上売れているという。
清宮は来春の一軍米アリゾナキャンプへの帯同が濃厚となっている。旅行代理店はいくつかのキャンプツアーを組んでいて、ANAビッグホリデーが主催するツアーは、7日間で旅行代金が39万8000円とややお高めながら、すでに約40組分が完売。JTB主催のツアーも、来年2月4日札幌発分は残りわずかという。
「ファンのお目当ては清宮というより、むしろポスティングでエンゼルスに移籍する大谷の方ではないか」
とは、さる旅行代理店の関係者だ。
「清宮はまだ正式に一軍帯同が決まったわけではない。清宮ではなくむしろ、大谷と遭遇する可能性を狙っている参加客が多い。正直、大谷が移籍することでツアーの参加人数が減ることも想定していました。しかし大谷はエンゼルス入団が決まり、日本ハムと同じアリゾナでキャンプを行うことになった。ツアーの最中に、日本ハムのキャンプ地を表敬訪問するのではないか、という期待感が下支えになっている可能性はあります」
大谷が日本ハムを離れることになっても、北海道のファンの人気は依然として高いということか。