帰化に反対の父死去 白鵬「親方・理事長」の野望どうなる
「ムンフバトさんは肝臓の病気以外にもアルツハイマーも患っていた。症状が重く、日本国内でアルツハイマー治療の権威といわれる病院に入院していた時期もあったほどです。白鵬にとって幸運なのは、母のタミルさんが帰化に理解があったこと。『お父さんは私の方から説得しておくから』と、言われたそうです。おそらく、ムンフバトさんの状態が良いときに説得したと思われますが、本心から帰化を認めたのかどうか……」(前出のタニマチ筋)
白鵬は父の葬儀のため、11日に春巡業を離れてモンゴルに一時帰国することになった。
白鵬は生前の父から、常に「強いだけではダメだ」と注意されていた。くしくも、大横綱の大鵬に言われた金言と同じだ。近年は「勝てば何でもいい」とばかりの相撲が目立っていた白鵬。父の死をきっかけに、立派な親方になれるよう、心がけてくれたらいいのだが……。