選手が言いたい放題…西野Jのコロンビア戦に“3つの火種”
■高まるGK川島“不要論”
カンフル剤として「若手を大抜擢」してチームにカツを入れたいが、オランダ19歳FW堂安律、ポルトガル23歳MF中島翔哉、ベルギー24歳FW久保裕也ら売り出し中の若手選手は軒並みメンバー外。これもチーム内に微妙な派閥を生み、マンネリ化する大きな原因となった。さらに、チーム最年長35歳のGK川島はW杯前のテストマッチ・スイス戦で決定的なミスを連発し、チーム内の信頼も揺らいでいる。元日本代表GKの田口光久氏の懸念もそこだ。
「ロシアW杯など大きな国際大会で、格下が強豪相手に勝ち点を奪うには<GKの神がかり的スーパーセーブ>が不可欠です。すべてのプレーにスピード感が失われた第1GK川島に代わり、ひとたびゾーンに入ると1試合で何回もスーパーセーブを見せる第2GK東口を先発させたい」
コロンビアと引き分けて勝ち点を1をゲットしたとしても、1次リーグ突破は至難のワザ。セネガル、ポーランドと西野ジャパンにはイバラの道が待っている――。