選手が言いたい放題…西野Jのコロンビア戦に“3つの火種”

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 就任して2カ月半でロシアW杯の桧舞台に立った西野朗・日本代表監督(63)。あまりの準備期間の短さに「突貫工事ジャパン」なんてヤユされつつ、それでも1次リーグH組の初戦コロンビア戦は待ったなし。

 キックオフは日本時間19日午後9時である。 

 コロンビアとは、4年前のブラジルW杯で対戦し、1―4のスコアで一敗地にまみれている。

 彼我のレベル差は歴然としているのに西野監督の選んだ選手は「1勝もできずに大惨敗したブラジルW杯のザッケローニ日本代表」の焼き直し。

 代表メンバー23人の中で10年南アW杯から3大会連続出場がGK川島やMF本田など5人。2大会連続出場がDF吉田ら6人と半数近くが代わり映えせず、30歳以上が8人。平均年齢28・3歳の歴代最年長。ネット上では「劣化ジャパン」の辛辣な書き込みもあった。

 それでも、西野監督が1次リーグを突破するためのチーム戦術を持ち合わせ、アッと驚く秘策を練っているのなら、まだ期待もできるが「典型的な<直感型指揮官>で戦術的な志向性もなく、そもそも世界のサッカーを勉強するタイプでもないし、チーム作りもチーム戦術もコーチと選手任せ」(日本代表取材記者)ともっぱらである。

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