選手が言いたい放題…西野Jのコロンビア戦に“3つの火種”
「前任者ハリルはミーティング中に選手からの質問は受け付けず、一方的に戦術的な指示を押し付けた。西野監督は、口が重い上に自分の考えを言葉にして理路整然と伝えるのが苦手。選手同士のミーティングを推奨しているが、これがチーム作りにマイナスに作用している。MF大島が『欧州組の選手など成功体験をそれぞれ持っており、各自が<自分のやりたいサッカー>を主張するばかりでひとつの方向に進んでいかない』とコボしていた」(前出の記者)
このことにドイツサッカー協会公認S級コーチの鈴木良平氏が「あり得ない」とこう続ける。
「サッカーの代表監督の仕事は何か? まずは有能な選手を選び、自分のやりたい戦術をチームに落とし込み、そして選手の能力が最大限に発揮できるように全身全霊を注ぐことです。西野監督は就任後、テストマッチ3試合で3バック、4バックを試して布陣も14通り試した。確固たるチーム戦術がなく、試行錯誤するしかなかったとするならば、ロシアで西野ジャパンには期待できず、2戦目セネガル、3戦目ポーランドとの試合も苦戦は免れないでしょう」