東京マラソン“大迫vs設楽”実現で…箱根駅伝超えの視聴率も

公開日: 更新日:

 設楽が走るだけでも東京は盛り上がるだろう。それが、最後の代表枠を懸けた大迫との直接対決となれば、マスコミにとっては垂涎のレースとなる。

 五輪代表の選考レースで盛り上がったといえば88年ソウル五輪だ。当時はレベルの高い国内選手が多く、現場の希望を受け入れ、前年の福岡国際で一発勝負にしようということになった。

あのレースは、瀬古(利彦=現陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダー)が左足故障で欠場し、一発選考案は消えた。それで中山竹通が『這ってでも(レースに)出てこい』と言って話題になった。その時の視聴率は41%(関東地区・ビデオリサーチ調べ=以下同)。ケガが治って瀬古が走った翌年のびわ湖も約35%。今年も30・7%の数字をとった箱根大学駅伝をも上回っていた。メダルの可能性がゼロに等しいリオ五輪の男子マラソンでさえ23・7%です。日本人はマラソン好きです。設楽と大迫のガチンコなら、それ以上の数字は期待したい」(前出の関係者)

 ちなみに、15日午前にTBS系で放送された男子のMGCの平均視聴率は、16・4%(同)だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"