駅伝
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「走らせたくない」が大学監督の本音?箱根からわずか2週間…1.19全国駅伝で心配なアクシデント
19日に男子の全国駅伝(広島)が行われる。だが、19日といえば箱根駅伝からわずか2週間後。それでも出場470選手の中には箱根路を走った選手が49人も名を連ねた。 大会新記録で連覇した青学大は2区の黒田朝日(岡山)、5区の若林...
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【あす号砲】全国都道府県対抗女子駅伝 いつになったら次の五輪メダリストが出てくるのか
あれから20年だ。 1983年に始まった全国都道府県対抗女子駅伝。79年に国内初の女子マラソンとして誕生したた「東京国際女子マラソン」で不甲斐ない日本選手に頭を抱えた当時の青木半治陸連会長が帖佐寛章専務理事(当時)に「何か策...
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箱根駅伝の「産学協同」…大学生が広告塔になっていいのか?「線引き」は明確にすべき
1976年のモントリオール五輪で1万メートルを制したのはフィンランドのラッセ・ビレンだった。27分40秒でゴールしたビレンは、履いていたシューズを高々と掲げて場内を1周した。オニツカタイガー、現在のアシックスの靴だ。 8年後...
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どこも書かない「箱根駅伝 山の神」のつくり方…指導経験者が“ルール破り”の実情を激白
「試走は禁止? みんなわかっていますが、やっていない大学はほとんどありませんよ」 こう言うのは、かつて箱根路を走ったOBだ。 箱根大学駅伝は山上りの5区(20.8キロ)でこれまで幾多のドラマを生んできた。16.3キロの...
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【箱根駅伝】「予選会組」からのシード入りを阻む「高い壁」の正体…今大会は10組中たった2校だけ
青学大の連覇で幕を閉じた第101回箱根駅伝。今年も予選会から出場した大学は苦戦を強いられ、10位以内に入ってシード権を獲得したのは10校のうち2校だけだった。 「予選会6位で本戦5位と健闘した中大は昨年、大会直前に部内で風邪が...
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【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算
箱根駅伝は3日、復路(5区間=109.6キロ)を行い、青学大が2年連続8度目の総合優勝を果たした。 前日の往路を制した青学は6区の野村が区間新記録をマークするなど、危なげなくたすきをつないで10時間41分19秒の大会新記録で...
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【箱根駅伝】国学院大「初優勝で3冠」なるか…阻むのは経験値高い青学大か、それとも駒大か? 元早大監督が読む
出雲、全日本を制した国学院大が笑うのか、悔し涙に暮れるのか。本命視されている青学大の連覇はあるのか。毎年、中継の1号車で解説を務める早大OBの渡辺康幸氏(51=住友電工陸上部監督・円内)は、2010年度に母校の監督として「3冠」を達...
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久保凛が全国高校女子駅伝で16人ごぼう抜きも…五輪も世界陸上も無縁の駅伝で潰してはいけない
女子800メートルの日本記録(1分59秒93)を持つ久保凛(東大阪大敬愛2年)が、初の都大路で圧巻の走りを見せた。 2区(4.0975キロ)でバトンを受けたときは、トップの長野東から53秒差の21位。そこから前を行く走者を1...
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箱根駅伝を無理に「世界」や「マラソン」と結びつけて感動を煽るヤボはいらない。駅伝は駅伝なのだ
中学生の孫に箱根駅伝ファンがいる。 女の子で各校の内情を細かく知っている。卒業生に興味はないただの駅伝好きだ。2度目の万博を迎える大阪で、学生と実業団の精鋭による「エキスポ駅伝」が開かれるという。前回からのタスキ? 要は駅伝...
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世界で旋風「厚底シューズ」のメリットや弊害、疑問…スポーツバイオメカニクスの専門家に聞いた
国内の陸上競技は2023年度のロードシーズンが3月で終了した。マラソンや箱根大学駅伝などに出場した多くの選手が「厚底シューズ」(厚底)で自己記録を伸ばし、女子マラソンでは前田穂南(天満屋)が大阪国際で2時間18分59秒をマーク。19...
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平林清澄の将来性を元陸連強化委員長はどう見た? 大学3年で初マラソンの大阪で「2時間6分18秒」圧巻V
「初マラソンでこれだけの走りができれば将来が楽しみです」 こう語るのは、元陸連強化委員長の澤木啓祐氏だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(06枚) 25日に行われた大阪マラソンで、今年の箱根駅伝5位の国学院大エ...
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大学駅伝三冠監督が「全国都道府県対抗男子駅伝」を「目を皿のようにして」見ていた理由
長野の3連覇で幕を閉じた今年(21日)の全国都道府県対抗男子駅伝(広島市・平和記念公園前発着)。4区(5キロ)で首位に立ち、区間賞を獲得したのが長野・佐久長聖高3年の永原颯磨。3000メートル障害の日本高校記録(8分32秒12)を持...
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明日号砲の全国男子駅伝でも大会記録更新の期待…厚底シューズでの高速化にどれほど価値が?
青学大が10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7度目の優勝を飾った今年の箱根駅伝。 21日号砲の全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(全国男子駅伝=全7区)も、昨年は長野が2時間17分10秒の大会記録で2連覇を達成した。今年...
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出雲駅伝でドーピング違反が判明…大学駅伝界に忍び寄る禁止薬物の影に「箱根」が呑まれる日
大学駅伝界に衝撃が走った。 19日発行のスポーツ報知は、「昨年10月の出雲駅伝に出場した選手がドーピング違反で、所属チームが失格処分を受けることがわかった」と報じた。同紙によれば、この選手は出雲駅伝後の調査で違反が判明し、11...
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ドルーリー朱瑛里は憧れの田中希実を超えられるか…元陸連強化委員長が「課題」指摘
宮城が29年ぶりに優勝した昨14日の全国都道府県対抗女子駅伝(全国女子駅伝)。注目の2区(4キロ)は東京五輪女子1500メートル8位入賞の田中希実(24)が兵庫代表で登場。20位で襷を受けると19人抜きの快走で12分11秒の区間賞を...
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ホントかよ!? 1月14日号砲の「全国女子駅伝」はかつて「箱根駅伝」より人気があった!
毎年30%前後の(番組平均世帯)視聴率を誇るといわれる正月の箱根大学駅伝。 今年の関東地区の数字は往路26.1%、復路28.3%(ビデオリサーチ調べ)。30%超えは以外に少なく、日本テレビが生中継を開始した1987年以降では...
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全国女子駅伝の見どころは高校生になったドルーリー朱瑛里の走りっぷり 14日に号砲
ごぼう抜きの再現はあるか。 14日号砲の全国都道府県対抗女子駅伝競争大会 (全国女子駅伝=たけびしスタジアム京都発着=9区間42.195キロ)に、昨年3区(3キロ)で17人抜きを演じ、区間新記録をマークしたドルーリー朱...
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箱根駅伝7回総合優勝なのに…青学大OBからマラソン日本代表ゼロのワケ
注目すべきは「その先」だ。 別府大分毎日マラソン大会実行委員会は10日、第72回大会(2月4日)のエントリー選手を発表。今年の箱根駅伝3区で駒大を逆転し、優勝の原動力になった青学大の太田蒼生(3年)が一般参加で出場する。 ...
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箱根駅伝100回大会「全国化」は何のため? 来年から「関東学連」限定で茶番劇ハッキリ
なんのための「全国化」だったのか。 東京箱根間往復大学駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は5日、来年の第101回大会以降の参加資格は同連盟の加盟校に限定すると発表した。第100回を迎えた今年は記念大会ということで...
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青山学院大はなぜ強い? 第100回箱根駅伝で完全Vしかも圧勝のウラ側
第100回箱根駅伝は、青山学院大の完全優勝で幕を下ろした。 速い、速い……だが、閉会式がいつまで経っても始まらなかった。監督会議が揉めた。金栗杯(最優秀選手)の指名に原晋監督が熱く長く異議を唱えたのだ。3区・太田蒼生は日本選...
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箱根駅伝は青学大の優勝で幕を閉じたが…出場選手に残された「もう一つの大仕事」
「1強」といわれた駒大を青学大が破り、2年ぶり7度目の優勝で幕を閉じた今年の箱根大学駅伝。箱根路を走った選手たちは合宿や本番の疲れを癒やすため、今ごろ温泉につかっている者もいるかもしれないが、一部の有力選手はのんびりしているわけにはい...
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前監督が不倫で解任の立大が箱根14位と奮闘 選手と素人指揮官が明かしたスキャンダルのその後
指揮官なき立教大が箱根路で奮闘した。 55年ぶりの出場となった前回大会の総合18位から順位を上げて14位でフィニッシュ。目標としていたシード権獲得はならなかったが、選手が一丸となって走り切った。 昨年10月の予選会直...
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1強の駒大に真っ向勝負挑み箱根駅伝で勝利 青学大・原晋監督「区間配置」の妙
第100回の記念大会の前、大方の予想は、「駒大の1強、2年連続の大学駅伝3冠間違いなし」だった。 ところが、だ。その駒大は3区で青学大に首位を明け渡すと、2日の往路は2分38秒差の2位でゴール。3日の復路もその差をジリジリと...
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城西が箱根駅伝で過去最高の総合3位 大躍進の秘密は「箱根のその先」にあり
2年連続18回目の箱根駅伝出場となった城西大が躍進した。 前日2日の5区で「山の妖精」の異名をとる山本唯翔(4年)が自身の区間記録を50秒も縮める激走。往路を過去最高の3位で折り返すと、3日の復路も勢いは衰えず、総合3位でゴ...
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絶対王者・駒大が箱根で完敗…「男だろっ!」の前監督と対照的な藤田敦史監督の声かけに賛否
往路でまさの2位に終わった駒沢大。史上初の2年連続三冠を狙う絶対王者は復路での逆襲に懸けたが、スタートの6区で帰山侑大(2年)が2分38秒差を4分17秒に広げられた。往路後、「6区で青学大との差を1分台にしたい」と語っていた駒大の藤...
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第100回箱根駅伝を早大OB渡辺康幸氏が読む “単勝1.1倍”王者駒大を追う「中穴」3校と「大穴」2校
第100回の記念大会を迎える2024年の箱根大学駅伝。昨年度の大学駅伝3冠を達成した駒大の実力が抜けており、今年も箱根駅伝の連覇で2季連続の「3冠」が濃厚とみられている。今回もテレビ中継の1号車で解説を務める早大OBの渡辺康幸氏(5...
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人口減少が大学マイナー競技を直撃…箱根駅伝V2度の神大は“広告塔”になれる運動部に予算集中
部員の大麻吸引による逮捕者が出た日本大学アメリカンフットボール部の廃部が決まったが、大学の運動部では様々な問題が起きている。 例えば、箱根駅伝総合優勝2回で、来年の100回大会にも出場する神奈川大学(以下・神大)では、部活動...
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全国高校駅伝12.24号砲 箱根駅伝を目指すトップランナーの争奪戦はとっくに終わっている
今年も全国高校駅伝競走大会(12月24日)が、たけびしスタジアム京都を発着点に開催される。 出場する男子のトップランナーたちは箱根駅伝を目指し、毎年ほとんどが関東の大学へ進むが、現時点で進路はとっくに決まっているという。高校...
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青学の原晋監督は今なぜ「箱根駅伝改革」で気炎を吐く?大会の全国化訴え、収益構造にも異論
大会直前に名将が吠えた。 箱根駅伝で6度の総合優勝を誇る青学大の原晋監督(56)が、ここにきて矢継ぎ早に「箱根批判」をぶちまけている。 18日発売の週刊現代では、「青学・原晋監督『箱根駅伝の闇』すべて話す」の中で、全...
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日本選手権1万メートル“12月開催”の波紋…元旦「ニューイヤー駅伝」に故障者続出の可能性
パリ五輪へのバックアップがあだになるか。 10日に行われた陸上の日本選手権1万メートル(国立競技場)。来夏のパリ五輪につながる大事なレースの開催月を、通常の6月から気温が低い12月に変更したのは「ワールドランキング」を上げる...