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いとうやまねコラムニスト

サッカー、フィギュアスケート、ラグビーなどのコラムニスト。取材・構成・ライティングを担当した土肥美智子著「サッカー日本代表帯同ドクター 女性スポーツドクターのパイオニアとしての軌跡」が好評発売中。

優勝トロフィーに冠された「ウェブ・エリス」の正体とは

公開日: 更新日:

 そもそも、なぜ優勝トロフィーが「ウェブ・エリス・カップ」という名前なのか? これは長くラグビーファンをやっている人にはよく知られているのだが、しばしお付き合い願いたい。

 今から200年近く昔の英国での話だ。

 イングランド中部のウェストミッドランズ都市州ウォリックシャーの小都市、ラグビーにある名門パブリックスクールでのことである。

 生徒同士のフットボールの試合中に、ウィリアム・ウェブ・エリスというひとりの学生が「ボールを持ったまま走る」というルール違反をおかしたのである。そのルール違反こそがこのスポーツ(後のラグビー)の発祥だという。突然、生まれた競技は進化を遂げ、やがて校名「ラグビー校(Rugby School)」から「ラグビー」と命名されるに至った。

 真実かどうかは、今となってはわからない。何度かその言い伝えを証明する、あるいは否定する検証が行われ、ラグビー校のOBを中心としたドキュメンタリー番組も制作されたが、すてきな逸話なので「どっちでも良いのではないか」と個人的には思っている。 

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