ラグビーW杯 強豪アイルランドが仕掛ける“空中戦”に要注意
ラグビーW杯日本代表は世界ランキング2位のアイルランドと28日(静岡・小笠山総合運動公園)に対戦する。
優勝候補の一角である強豪との試合ではハイパントキックの処理がゲームの流れを左右しそうだ。
アイルランドのバックスはSHコナー・マレー、SOジョナサン・セクストンのハーフ団を中心に、敵陣へのキックから攻撃の糸口を切り開くのに長けている。大型選手が少ない日本のバックス陣に対して空中戦を仕掛ける可能性がある。
今大会の日本はフォワード、バックスともキック処理でのミスが目立ち、初戦(20日)のロシア戦では、開始早々にFBトゥポウが落球して先制のトライを許したのだ。
アイルランド戦は、1次リーグトップに向けた最大のヤマ場となるだけに、当然、日本のバックス陣も対策を怠らない。
スタメン出場が有力視される長身(188センチ)FB山中は「キック処理は重要になるので、そこは確実にやりたい」と話す。
ボールが手に付かず、ハンドリングエラーを繰り返せば、相手の思うつぼになりかねない。