ACLに中国から4チーム 新型肺炎とアジアサッカーの行く末
その武漢で新型コロナウイルスが発生し、日に日に拡大している。2月4日の時点で中国国家衛生健康委員会が「感染者が中国本土で計2万438人、死者が425人になった」と発表した。前日から感染者が3235人、死者が64人増えたことになる。
南米大陸とアフリカ大陸での感染者は報告されていないが、衛生状況が決して良いとは言えないアフリカ大陸に飛び火したら、さらなる感染者が増える可能性もある。
そうなれば新型肺炎はパンデミック(世界的流行)と言う事態になってしまうだろう。
■新型肺炎の感染拡大でACLも風雨急
サッカーの話題に移ろう。すでに2月上旬に武漢で開催予定だった東京五輪の女子サッカー予選はオーストラリアに会場が変更された。サッカー以外にも、武漢で予定されていたボクシングの東京五輪予選が2月から3月に開催時期が変わり、開催場所はヨルダンになった。女子バスケットの東京五輪予選もセルビアに変更されたし、陸上のアジア室内選手権と飛び込みのワールドシリーズは早々と中止が決まった。