ACLに中国から4チーム 新型肺炎とアジアサッカーの行く末
そうした状況の下、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)も風雨急を告げている。
1月28日、フィリピンのセレス・ネグロスを2-0で下したFC東京は11日、韓国の蔚山現代と対戦する。そのFC東京の入ったグループFには上海申花、神戸のいるグループGには広州恒大、横浜F・マリノスの入っているグループHには上海上港と、いずれも中国勢との対戦が控えている。
既に1月30日、中国サッカー協会はスーパーリーグなども含め2020シーズンの各カテゴリーの全試合の開幕を延期すると発表した。
アジアサッカー連盟(AFC)も、ACLの第1節から第3節を「中国国外で開催する」とアナウンスしたが、3日の午後7時15分、AFCから「Meeting on AFC Champions League Group Stage matches to be held」というメールが届いた。
内容は「今シーズンのACL東アジアゾーンについて、4日にクアラルンプールにあるAFC本部で緊急会議を行う。ACLに参加している東アジアゾーンの主要な利害関係者(各国サッカー協会、リーグ、クラブおよび代理店)を招集。議題は、中国を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスについて」というものだった。