ソフト千賀の今オフメジャー行きは決定的 “誠也超え”大型契約の敵はチームのコロナ禍のみ
現在、メジャー移籍を目指している鈴木誠也を巡っては米メディアが「4年70億円規模の契約になる」と報じている。実際にどの程度の契約になるかはさておき、成功例が多い日本人投手の評価は野手を大きく上回る。
千賀は23年シーズンに30歳を迎えるものの、今季、キャリアハイの成績を残すようならさらに条件が上がるだろう。まして「日本のナンバーワン投手」との評価を受けているだけに、誠也以上の大型契約を勝ち取る可能性は十分にある。
「敵はコロナだけでしょう」とは、球団OB。
「昨季4位に低迷したチームではこのオフ、コロナ感染者が続出。柳田、松田ら1月だけで12人の陽性者が出た。首脳陣も24日に予定されているキャンプメンバーの振り分けに頭を悩ませている。感染率が高いオミクロン株が大流行し、感染者が増えるのは致し方ない部分もあるとはいえ、12球団で最多ですからね。さすがに球団内外で選手の気の緩みを指摘する声もあります。いくら千賀がキャリアハイの成績を残したくても、野球は一人ではできませんから」
今回の大量感染がチームの引き締めにつながればいいが……。