鈴木誠也の移籍先にナ・リーグの金満2球団も急浮上! ロックアウトで市場価値高騰
新労使協定を話し合う大リーグ機構(MLB)と選手会の交渉が日本時間26日、前日に引き続きニューヨークで行われたが、合意には達しなかった。
複数の米メディアによれば、この日はMLB側が修正案を提示。最低年俸や分配金の引き上げ、年俸調停権のない3年目の選手の給与増額を提案したが、選手会側の要求とは依然として隔たりがあり、再び物別れに終わった。
両者とも2月中旬のキャンプイン、3月末のレギュラーシーズン開幕を予定通り実施することで合意。今週中にも行われるロックアウト後4度目の交渉では大幅に進展するとみられている。
今後、全ての契約交渉を凍結するロックアウトが解除されれば、広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也(27)を含め、FA、トレード交渉も再開されそうだ。
■市場高騰で条件を上積み
誠也を巡っては、これまでヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズなどア・リーグ東地区の金満球団が関心を寄せ、争奪戦に発展すると複数の米メディアが報じてきた。交渉が再開され次第、代理人を務めるジョエル・ウルフ氏の携帯電話には3球団のGMから連絡が途絶えることはなさそうだが、ここに来て資金力豊富なナ・リーグの球団も浮上している。