阪神サヨナラ負けで4連敗! ケラーの守護神剥奪は矢野監督の“節穴”抜擢が元凶

公開日: 更新日:

 試合後、矢野監督はケラーの守護神剥奪を明言。「空振りを取れるボールがない」と話したが、何をいまさらだ。

 そもそもケラーが来日したのは今月上旬。15日と18日のオープン戦、22日の練習試合、23日の二軍戦という“突貫工事”で、矢野監督は守護神に抜擢した。調整不足は誰の目にも明らか。それを抑え役に抜擢したのは、矢野監督の見る目のなさだろう。

■投手を見る目も采配の信念もない

 この日の登板にしても、セーブ失敗からたった4日後の2試合目で、何かが劇的に変わるわけがない。それすらわからずに1点も許せない場面で送り出し、再び失敗するや抑え剥奪。一体、矢野監督はケラーに何を求めていたのか。振り回されたケラーはたまったものではない。

 投手を見る目も采配の信念もなく、“朝改暮令”を繰り返す矢野監督。試合後、新守護神に指名された湯浅も、いまから指揮官の変心を覚悟しておいた方がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”