巨人から岡本和真&大城卓三が侍J入りも…WBCに「補欠」で出るこれだけの不安
WBCに出場メンバーはシーズンに影響
実際、これまでのWBCに出場した日本代表のベンチ要員たちは、その年のシーズンに影響が出ている。
巨人・原監督が代表で指揮を執った2009年大会で、マリナーズ・城島の控え捕手だった巨人・阿部はその年、打撃では打率.293、32本塁打と前年を上回る好成績をマーク。しかし、盗塁阻止率が前年の.367から.325に落ち込み、4年ぶりに一塁で出場することもあった。17年WBC時の第3捕手だった日本ハム・大野奨も打率.221と振るわず、シーズンは83試合の出場にとどまった。この時の控え組の野手では、ほとんど出番のなかった中日・平田はレギュラーシーズンでは右膝の故障もあって、66試合に出場したのみ。ソフトバンク・内川も前年の141試合から73試合の出場に終わっている。
巨人からは投手の戸郷、大勢を含め、計4人が選ばれるが、原監督の不安は尽きなそうである。