株式会社BIG UNIT社長 橋本太郎(4)Uber Eatsの月400万円がコロナの窮地を救った
■「BEEFMAN経済圏」を確率
いまは「BEEFMAN」の経営と並行して、バーやジム、美容サロンを経営している。「BEEFMAN」の客から2次会の候補地を尋ねられることが多く、それならばと上の階にカラオケバーをオープン。美容サロンは、知人が経営するサロンで全身脱毛を試して感動したのがきっかけだ。
「ホント、お尻を脱毛するだけでも、生活のクオリティーが凄まじく上がりました(笑)。周りに勧めているうちに、いっそのこと自分で経営しようと。テナントは横浜(現DeNA)時代の先輩の相川亮二さんが経営するジムの上の階を借りられることになった。そのタイミングで相川さんは巨人からコーチのオファーが来た。それで僕がジムを引き継ぐことになりました」
いわゆる「BEEFMAN経済圏」を確立したといっていい。
「BEEFMANの弁当にサロンやジムのチラシと割引クーポンを同封しています。お店のお客さんにツルツルの腕を褒められたら、『ウチはサロンもやっているよ』と宣伝する。サロンのお客さんには『この下の階にジムがあるよ』と。ジムのお客さんにも、同じように(笑)。BEEFMANを軸に、ひいきにしてもらっています」