大谷を襲った「右手中指爪割れ」の波紋…回転数増で指先の負担過多、球界OBも経験「投げた瞬間真っ二つに」

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 二刀流をアクシデントが襲った。日本時間10日、アストロズ戦に先発。四回まで1安打に抑えていたが、五回に異変が起きた。マルドナドに2ランを浴びた直後、右手中指を気にするそぶりを見せ、この回3失点。7回3失点で今季初黒星(4勝1敗)となった。

 大谷は過去に何度もマメを潰しているが、本人は試合後、「元々ちょっと(中指の)爪が割れていた」と明かした上で、こう続けた。

「気づいたらっていう感じだった。あまり痛いとかはなかった。多少、弱いなとは思いましたけど。(以降の)六、七回は投げているボール自体は良かったので、あまりそこまで(影響は)大きくはなかったかなと思う」

 日本ハム時代に爪を割った経験はあったが、現地特派員のひとりは「エンゼルス移籍後は聞いたことがない」と話す。

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