国内でくすぶる日本男子はクルーガーが格好のお手本 美人妻キャディー伴い世界を出稼ぎ行脚
■安定感高いプレースタイルで通算8勝目
158センチと日本人プロよりも小柄で、ドライバー飛距離は282.60ヤード(ランク73位)と飛ばし屋ではない。そのいっぽうで平均ストローク70.71(同15位)、平均パット数1.71(同8位)、パーオン率70.60%(同12位)、フェアウエーキープ率62.50%(同18位)と安定感高いプレースタイルが特徴だ。
すでに欧州ツアー1勝(12年)、アジアンツアー1勝(19年)、サンシャインツアー5勝(09、10、14、17、21年)と世界中で7勝を挙げており、今回の勝利で通算8勝目だ。
「クルーガーの目標はメジャー9勝を挙げた母国出身のゲーリー・プレーヤー。試合のある所ならどこにでも出かけていくというスタンスです。小柄ですが、小さいころから走り込み、下半身をつくり上げていて体は頑丈です。日本男子ツアーはスポンサーが離れて試合数が減っています。だからこそクルーガーのように世界中どこにでも挑戦するプロ根性が試されるわけです」(ツアー記者)