全米女子OP直前まで国内大会出場→慌てて渡米「本気度」への疑問…先乗り組との思惑の違い
【資生堂 レディス】第2日
予選通過者の渡米は3日の月曜日だ。
今大会には、現地6日開幕の全米女子オープン(米カリフォルニア州ペブルビーチGL)に出場する岩井姉妹ら6選手が参戦。山下美夢有、西郷真央、上田桃子らは調整のため欠場している。
国内予選会で「全米切符」を手にした岩井明愛は現在世界ランク55位。今週と全米女子OPの成績で50位以内に入り、妹の千怜とエビアン選手権(27日開幕)に出場したい。
強行日程は覚悟の上。首位に3打差の通算4アンダー5位で決勝へ進み、優勝狙いのプランはここまで順調にきている。
通算5アンダー3位の吉田優利、同イーブンパー29位の佐藤心結、同1オーバー41位の脇元華も3日の渡米となる。同9オーバー109位で予選落ちした川崎春花だけは、1日に日本を飛び立つこともできるが、そもそも大舞台の直前まで国内大会に出場し、慌てて渡米するのは大会に向かう本気度に疑問が残る。
「それぞれの立場で考えが違いますから」と、ツアー関係者がこう語る。