国内でくすぶる日本男子はクルーガーが格好のお手本 美人妻キャディー伴い世界を出稼ぎ行脚
【長嶋茂雄インビテーショナルセガサミーカップ】
首位発進のJ・クルーガー(37)が5バーディー、ボギーフリーの67で回り、トーナメント記録を更新する通算23アンダーまでスコアを伸ばし、4年ぶりに日本ツアー2勝目を挙げた。
といっても顔と名前にピンとこない向きも多いはずだ。
南アフリカ出身のクルーガーは2007年のプロ転向後は本国サンシャインツアーを皮切りに、アジアンツアー、欧州ツアーと世界中の試合に出場してきた。
そして19年に韓国で開催された日本・韓国・アジアンツアー共催「シンハン・ドンヘ・オープン」優勝をきっかけに日本を主戦場にするようになった。
しかし、世界中に広まったコロナ感染のため来日できず、20年は欧州を中心にプレー。
21年にようやく来日でき、「中日クラウンズ」から合流したが、これまでも日本だけでプレーしていたわけではない。
22年は日本19試合、欧州6試合、アジア3試合。今年も日本7試合、欧州2試合、アジア7試合と精力的に世界中を飛び回っている。