著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

石川遼も断言、JGTOの生ぬるいピン位置では世界で戦える選手は育たない

公開日: 更新日:

「ピン位置の違いが、欧米と日本の実力差に表れる」

 これはかつてPGAツアーに挑戦した石川遼の言葉である。この4月に行われたDPワールドツアーとの共催大会「ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」を通算5アンダー・31位に終わった直後に飛び出した。ちなみに勝ったL・ハーバート(豪州)とは10打も開きがあった。

 試合会場はピン位置などセッティングはアウト9ホールを日本ゴルフツアー機構(JGTO)が担当し、インはDPワールドツアーのスタッフが行った。

 大会を振り返り、「去年は2回、同じこのコースでの大会(『ISPS HANDA欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!』『平和PGM選手権』)が行われ、グリーンのどこに外しても(ピンに)寄せられると思っていた。ところが今回は勝負どころのインでは、絶対に寄せられないというところが毎ホール必ずあった。グリーンも硬くて速い。こういうところがPGAツアーやDPワールドツアーらしく、コースの良さを引き出しているなと思った」(石川)と、舌を巻いた。ピン位置が違うだけで、同じコースとは思えないほど難易度が高くなったと言いたかったらしい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意