伊藤将司9勝目で阪神は最短で13日にもV! 岡田監督から絶大信頼されるウラに“共通の趣味”
ヤクルト打線を寄せ付けなかった。
3日に先発した阪神の伊藤将司(27)が5安打1失点の完投勝ちを収め、9勝目(5敗)を挙げた。九回に1点を失い、完封こそ逃したものの、球数はわずか90球と危なげない投球だった。
お立ち台で「直球が良かったし、(坂本)誠志郎さんのリードがよかった。(10勝した)プロ1年目以上の成績を残せるように頑張ります」と、力を込めた左腕の好投で、チームのマジックは一気に2つ減って15に。最短で13日に2005年以来、18年ぶりの優勝が決まる。
その伊藤は、岡田彰布監督(65)が絶大な信頼を寄せる選手のひとりだ。
今季はオープン戦時に左肩の違和感で離脱し、開幕ローテ入りこそできなかったが、4月下旬に一軍初登板を果たすと、ここまで19試合で9勝5敗、防御率2.38の好成績。7月下旬から8月下旬にかけて5連勝するなど、村上、大竹と並ぶ三本柱としてチームに欠かせない存在だ。
■共通の趣味「ゴルフ」で意気投合