ヤンキースとドジャースは「大谷翔平より山本由伸」に照準 ともに投手が最大の補強ポイント

公開日: 更新日:

 29日、京セラドームでオリックスと阪神の日本シリーズ第2戦が行われる試合前のことだ。

 オリックスの一塁側ロッカールームの入り口付近で山本由伸(25)が、テレビ局のゲスト解説でやってきた前田健太(35=ツインズ)と2人で話し込むシーンがあった。

【写真】この記事の関連写真を見る(36枚)

「時間にして20~30分ほどでしょうか。由伸は前日の第1戦で7失点と打ち込まれた反省もあって、投手としての大先輩でもあるマエケンに調整法などをアドバイスしてもらっていたようです。ただ、マエケンはバリバリのメジャーリーガーですからね。聞いたのはそれだけじゃないでしょう」

 と、オリックスのチーム関係者がこう続ける。

■メジャーの先輩から情報収集

「由伸は今オフ、ポスティングシステムによるメジャー挑戦が確実視されています。なのでメジャーリーガーのマエケンに通訳は連れて行った方がいいか、住みやすいのはどの都市か、雰囲気のいい球団はどこか、などを聞いたようです。マエケンがこれまでプレーしたドジャースやツインズについては、かなり突っ込んだ質問をしたかもしれません」

 現在のポスティングシステムは移籍金付きFAのようなもの。基本的に本人の意思でプレーする球団を選べるため、山本はメジャーリーガーの先輩から“情報収集”したのだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動