ヤンキースとドジャースは「大谷翔平より山本由伸」に照準 ともに投手が最大の補強ポイント
29日、京セラドームでオリックスと阪神の日本シリーズ第2戦が行われる試合前のことだ。
オリックスの一塁側ロッカールームの入り口付近で山本由伸(25)が、テレビ局のゲスト解説でやってきた前田健太(35=ツインズ)と2人で話し込むシーンがあった。
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「時間にして20~30分ほどでしょうか。由伸は前日の第1戦で7失点と打ち込まれた反省もあって、投手としての大先輩でもあるマエケンに調整法などをアドバイスしてもらっていたようです。ただ、マエケンはバリバリのメジャーリーガーですからね。聞いたのはそれだけじゃないでしょう」
と、オリックスのチーム関係者がこう続ける。
■メジャーの先輩から情報収集
「由伸は今オフ、ポスティングシステムによるメジャー挑戦が確実視されています。なのでメジャーリーガーのマエケンに通訳は連れて行った方がいいか、住みやすいのはどの都市か、雰囲気のいい球団はどこか、などを聞いたようです。マエケンがこれまでプレーしたドジャースやツインズについては、かなり突っ込んだ質問をしたかもしれません」
現在のポスティングシステムは移籍金付きFAのようなもの。基本的に本人の意思でプレーする球団を選べるため、山本はメジャーリーガーの先輩から“情報収集”したのだろう。