ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

公開日: 更新日:

 さる球団OBがこう言うのだ。

「球団は佐々木本人ではなく、代理人を務める弁護士と交渉を重ねているようですが、佐々木側はとにかく“メジャー挑戦を認めろ、アメリカに行かせろ”の一点張りだそうです。スポーツマネジメント会社を立ち上げた佐々木の母親も“行かせて欲しい”と懇願しているため、交渉にもならない状況に球団が頭を抱えています。今年11月に23歳になる佐々木が仮に来オフにポスティングで海を渡っても、現行ルールではメジャー契約はできない。25歳まではマイナー契約しか結べないわけですから、当然、ロッテの実入りは減る。今オフ、山本由伸ドジャースと12年総額455億円の大型契約を結び、入札にかけたオリックスには70億円超の譲渡金が入ってきますが、佐々木は3億円程度の契約しか結べませんから、譲渡金も5000万円前後になる。ロッテとしては到底容認できません。でも、そういう金銭の問題以上にロッテは佐々木の今後を“こういうやり方でプラスになることはひとつもない”と本気で心配しています」

(関連記事にある【後編】につづく)

 ◇  ◇  ◇

関連記事【後編を読む】…では、陰で糸引く「黒幕」の存在、育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…