ソフトバンク和田毅が激白! 43歳での覚悟、若手への苦言の真意、「人的補償」騒動への本音

公開日: 更新日:

「でも、昨季は平均球速こそ上がったけど、MAXはその前年から落ちちゃったんですよ」

 昨季の平均球速は、カブスから日本球界に復帰後の8年間で最速となる142.6キロ。一方、MAXは22年より2キロ減の147キロだった。

「球速は大事ですよ。何て言うか、自分にそれだけの能力があるという数値なので。でも、そのつもりで日々、練習に取り組まないとすぐに能力値は落ちてしまう。そこは凄く考えながらやっています」

■「自分はいつ終わってもおかしくはないんだ」という覚悟

 パフォーマンスを維持、向上させる秘訣や、意識はどこにあるのか。本紙記者がそう聞くと、和田は「言い方はおかしいかもしれないけど」と、前置きしてこう続ける。

「『次に投げる1球で体がぶっ壊れるかもしれない。自分はいつ終わってもおかしくはないんだ』という覚悟ですね。37歳だった18年に左肩を壊して、19年に1年半ぶりに復帰した頃から、そういう気持ちでやっています。日々、やるべきことをしっかりやって、それでもダメな時が引退する時。そうした毎日を繰り返して、1年を無事に終われたら『また来年もできるぞ』と。ダメならクビ、引退ですから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇