巨人が「同ポジション」緊急トレードで企む真の狙い…松原を西武に放出、若林を獲得
一方、西武から若林を獲得したのはどんな意図があるのか。巨人OBが話を引き取る。
「チーム編成的に不足している右打者が補強ポイントだった。加えて、元ドラフト1位の浅野翔吾(19)の存在とも無関係ではないともっぱらです」
浅野は22年のドラフト1位で入団した高卒2年目の有望株だが、今季は一軍で3試合9打数無安打。二軍戦でも打率.201、2本塁打とパッとしない状態が続いている。
「阿部監督は就任以来、この浅野を『外野のレギュラー候補』と期待してきたが、腰痛の影響で昨秋キャンプは参加できず、今春キャンプも故障班スタート。開幕後は一軍で凡退した際、『本当に狙った球、球種が来たのか、それでスイングしたのか』と叱責した。ただ漫然と振っているようにしか見えないという指摘で、二軍降格後は狙い球を絞ることに取り組んでいるが、なかなか成果が出ていない。同じ右の外野手で、強肩、俊足と長所が重なる若林の獲得は、伸び悩む浅野の尻に火を付ける意味合いもあるのではないか」(巨人OB)
巨人は阿部監督が昨年10月に就任以降、早くも4件目のトレード。優勝に向けて起爆剤になるか。(つづく)
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そんな若林には「致命的な欠陥」があり、新手地で生き残るためには「意識改革」が必要不可欠だ。いったいどんな問題を抱えているのか。
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