巨人・岡本和真の今オフメジャー挑戦に暗雲…絶不調の坂本勇人とチーム事情がさらなる逆風に

公開日: 更新日:

 巨人の主砲が「4番降格」を免れた。

 6月29日の広島戦で、主砲の岡本和真(28)が2度の好機で凡退したのがきっかけだった。「ボクが打っていれば、もっと点が入っていた」と1点差負けの責任を背負った4番は、27日のDeNA戦から得点圏で3試合6打席連続無安打。今季全試合で4番起用を続けていた阿部監督が試合後、ついに「あそこ(4番)で切れてしまうことが多々あるので、ちょっと考えようかな」と打順変更を示唆したのだ。

 1日現在、打率は.259ながら、40打点はリーグトップタイ。13本塁打もヤクルト・村上と2本差の同2位だ。

 結局、阿部監督が思いとどまったおかげで、同30日の広島戦も4番。岡本和も初回に先制打を放って意地を見せたものの、得点圏打率は.239と低調で、依然として“降格危機”は続いている。

 さる巨人OBがこう言う。「岡本和は今オフにもポスティングを使ったメジャー移籍を視野に入れています。もちろん、『勝負弱い』というレッテルはありがたくない。そこに、さらなる向かい風が吹いてきました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  4. 4
    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  5. 5
    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  2. 7
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

  3. 8
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 9
    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

  5. 10
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し