巨人・岡本和真の今オフメジャー挑戦に暗雲…絶不調の坂本勇人とチーム事情がさらなる逆風に

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 巨人の主砲が「4番降格」を免れた。

 6月29日の広島戦で、主砲の岡本和真(28)が2度の好機で凡退したのがきっかけだった。「ボクが打っていれば、もっと点が入っていた」と1点差負けの責任を背負った4番は、27日のDeNA戦から得点圏で3試合6打席連続無安打。今季全試合で4番起用を続けていた阿部監督が試合後、ついに「あそこ(4番)で切れてしまうことが多々あるので、ちょっと考えようかな」と打順変更を示唆したのだ。

 1日現在、打率は.259ながら、40打点はリーグトップタイ。13本塁打もヤクルト・村上と2本差の同2位だ。

 結局、阿部監督が思いとどまったおかげで、同30日の広島戦も4番。岡本和も初回に先制打を放って意地を見せたものの、得点圏打率は.239と低調で、依然として“降格危機”は続いている。

 さる巨人OBがこう言う。「岡本和は今オフにもポスティングを使ったメジャー移籍を視野に入れています。もちろん、『勝負弱い』というレッテルはありがたくない。そこに、さらなる向かい風が吹いてきました」

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