パリ五輪は「史上最悪の祭典」…テロの脅威、暴徒、競技場不備、蒸し風呂の移動バス、選手村はエアコン無し

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 かねてパリ五輪は過激派によるテロのターゲットにされているともっぱら。この週末には警官や軍隊など、治安維持のため7万5000人を動員する予定だが、アスリートの不安は尽きない。

 肝心の競技面でもトラブルが続出。フランスでも盛んな柔道では会場のマット(畳)の硬さにバラつきがあるなどとして、国際柔道連盟が抗議。さらに競泳会場のプールが、世界水連が定めた水深2.5メートルの規定に満たず、女子100メートル平泳ぎに出場する青木玲緒樹(29)は「浅くてビックリ」と話していた。

 24日に一足早く開幕した男子サッカーではアルゼンチン-モロッコで試合終盤に観客が乱入。選手に爆竹を投げつける蛮行を犯すなど、会場の警備体制の不備を指摘する声もある。

 会場外もTGVの破壊行為しかり、メチャクチャだ。

 日本でも第11波が確認されている新型コロナをはじめ、百日ぜきなどの感染症も流行。すでにオーストラリアの水球チーム5人がコロナに感染した。

 コロナ禍真っただ中で感染症対策が厳重だった21年東京大会に比べ、パリは開放的で、「感染したらマスクを着用」(パリ五輪大会組織委員会)というから、常に感染のリスクがつきまとう。

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