ドジャース首脳陣を悩ます大谷の「やる気マンマン」…ビクビク痙攣してもお構いなしの特異なメンタリティー
「シーズン序盤は確実に6人でいくと思う。ヤマモト(由伸=26)もオオタニ(翔平=30)もそのローテに慣れている。ずっと6人かは分からないが、グラスノー(31)や他の先発投手にもその話はしている」
ドジャースのフリードマン編成本部長が、こういって来季は先発6人制でスタートすることを明言している。
メジャーの先発ローテは、通常5人が中4、5日で回るが、それを6人にして中5、6日にしたいということだ。
大谷は2度目の右肘手術明け。山本は今季、右肩腱板損傷で2カ月以上、戦列を離れた。21年にトミー・ジョン手術を受けたグラスノーも、右肘を痛めて8月上旬に離脱している。先発が故障持ちだらけだけに、登板間隔を広げて少しでも負担を軽減しようという意図がそこにはある。
ロバーツ監督は大谷の投手としての復帰時期に関して、3月の東京開幕での登板は難しいとこう言っている。
「(右肘手術明けだけに)25年のイニングのマネジメントが重要になってくる。(プレーオフの)10月から逆算すると、3月は難しい」