貴景勝
-
正代が7勝1敗で優勝争い 鳴りを潜めた“ネガティブと悪癖”
「男子三日会わざれば刮目して見よ」 このことわざを体現しているのが、快進撃を続けている平幕の正代(28)だ。 19日は先場所に続いて、大関候補の朝乃山に勝利。相手の激しい突っ張りにも臆せず、逆に圧力をかけながら前進。左...
-
宮城野部屋ケンカ騒動が角界に浴びせた冷や水 稽古萎縮も
12日に初日を迎える大相撲1月場所。賜杯は大関昇進を目指す朝乃山か、それとも貴景勝の手に渡るのか。あるいは白鵬が久々の2場所連続Vを達成するかなど、話題になっている。 そんな盛り上がりに水を差したのが宮城野部屋のケンカ騒動だ...
-
白星発進も盤石とは…貴景勝の左胸に尽きない再発の不安
盤石の相撲で勝った……ように見えた。 10日、大関に復帰した貴景勝(23)が白星発進。隠岐の海をものともせず、土俵下に押し飛ばした。 先場所に筋断裂した左胸の状態が懸念されていたものの、この日は左のハズ押しで攻めるな...
-
懸賞最多161本の貴景勝「横綱昇進」のタイムリミットは?
「遅くても来年いっぱいに昇進しなければ、厳しいのではないか」 大関貴景勝(23)の綱とりについて、角界ではこんな声が上がっている。 10日に初日を迎える大相撲11月場所。大関とりを目指す御嶽海や白鵬の復活などが話題にな...
-
アザが痛々しいが…貴景勝を駆り立てる御嶽海への対抗心
思わず顔を背けたくなるほど、痛々しいアザが広がっていた。 9月場所で大関復帰を果たした貴景勝(23)が昨1日、稽古を再開。千秋楽に肉離れした左大胸筋付近はドス黒く変色し、軽めの稽古で汗を流すにとどめた。 11月場所は...
-
秋場所V御嶽海「大関とり」宣言も…課題は稽古嫌い天才肌
「横綱を倒してこそ、大関と認められる。(11月場所では)一気に決めたい」 23日の優勝一夜明け会見で、御嶽海(26)が力強く「大関とり」を宣言した。 9月場所は12勝3敗で、昨年7月場所以来となる自身2度目の賜杯を手に...
-
左胸肉離れで全治6週間…貴景勝に稀勢の里の“二の舞”不安
力士生命を左右するケガになるかもしれない。 御嶽海の2度目の優勝で幕を閉じた大相撲9月場所。その御嶽海と優勝決定戦を行った貴景勝(23)の負傷が23日、明らかになった。 千賀ノ浦親方によれば「左大胸筋の肉離れ」で全治...
-
3敗・4敗力士が9人 史上最多の千秋楽「大巴戦」はあるのか
とうとう2敗力士までいなくなった。 大関復帰を決めた貴景勝(23)が20日、埼玉栄の先輩でもある大関豪栄道に黒星を喫した。貴景勝はア然ボー然だったが、優勝争いという点では、俄然、面白くなってきた。 2敗で単独トップだ...
-
貴景勝の大関復帰で囁かれる千賀ノ浦親方との“決定的亀裂”
これでわだかまりが解消されたかといえば、むしろ逆のようだ。 元大関貴景勝(23)が19日、妙義龍を破って10勝目。大関には「陥落直後の場所なら2ケタ勝利で元の地位に戻れる」という特例があり、貴景勝は来場所から大関に返り咲くこ...
-
貴景勝が目指す「一番遠いところ」は右膝の“時限爆弾”次第
ここで満足しているわけにはいかない。 18日、貴景勝(23)が栃ノ心を下し、9勝目(2敗)。大関復帰ノルマの2ケタ勝利にリーチをかけた。 2敗は平幕の明生と並んでトップタイの成績。昨年11月場所以来となる2度目の賜杯...
-
2敗が5人で混沌…秋場所を制する力士候補と賜杯に近いのは
本命か対抗馬か、大穴もあるか。 2横綱1大関が休場中の大相撲9月場所。案の定、賜杯争いは混沌とし、誰が優勝してもおかしくない場所になった。 17日現在、トップを走るのは2敗の御嶽海(26)、貴景勝(23)、朝乃山(2...
-
貴景勝“四つ相撲殺し”で朝乃山撃破 低身長&短足の本領発揮
天性の“武器”と言っても過言じゃない。 初日から3連勝と波に乗る貴景勝(23)。10日は朝乃山(25)をはたき込みで下した。 「差されたり、(まわしを)取られたら負ける。まわしを取られないようにした」 と貴景勝...
-
貴ノ富士の暴力問題で顕在化…千賀ノ浦部屋は“分裂状態”
部屋崩壊の危機だ。 再三の暴力問題に揺れる千賀ノ浦部屋。付け人を殴った貴ノ富士(22)に厳しい処分が下るのは避けられず、このまま引退もありそうだ。 しかし、仮に暴行の加害者が廃業したとしても、千賀ノ浦部屋が抱える問題...
-
関脇転落の貴景勝に「大関特例」10勝で復帰は容易か困難か
過去の例を考えれば、楽観視はできない。 9月8日初日の大相撲9月場所。注目のひとつが、貴景勝(23)の大関復帰だろう。 今年3月場所で昇進を決めるも、5月場所で右ヒザ靱帯を負傷。翌7月場所は全休し、たった2場所で関脇...
-
「4大関休場」は昭和以降初 “肥満力士”増加が招いた醜態
4大関の休場は、昭和以降では初となる“醜態”だそうである。 17日、高安(29)が「左肘関節内側側副靱帯断裂」との診断書を相撲協会に提出。この日の11日目からの休場が発表された。これで、貴景勝(22)、栃ノ心(31)、豪栄道...
-
稀勢の里を描いた「愚直」の荒井太郎氏に聞く7月場所展望
7日に初日を迎える大相撲7月場所(名古屋)。大相撲ブームを牽引した横綱稀勢の里(33=現荒磯親方)が1月場所を最後に土俵を去り、角界は新時代に突入している。そこで好評発売中の「愚直 平成最後の日本人横綱 稀勢の里の魅力とはなんだった...
-
貴景勝の7月場所休場で…師弟関係の希薄さまた浮き彫りに
小田原評定にようやく結論が出た。 カド番大関の貴景勝(22)が、7日初日の名古屋場所を休場することが決定した。途中出場の意思はなく、これで大関から陥落。新大関となった場所からわずか2場所で陥落するのは、2000年の武双山以来...
-
貴景勝に休場のススメ 狙うべきは目先より“その先の10勝”
やはり、陥落だけは避けたいか。 2日、大関貴景勝(22)が稽古を再開。5月場所を休場してから、44日ぶりに相撲を取った。相手は同じ千賀ノ浦部屋の幕下以下の力士。本格的な稽古というよりは、慣らし運転に近い。 それでも本...
-
大関・貴景勝は欠席 “政治色強め”一門連合稽古の時代錯誤
意味があるのかと言われたら、微妙なところだ。 27日、カド番大関の貴景勝(22)が二所ノ関一門の連合稽古を欠席。まだ相撲は取れず、部屋での稽古に専念した。 今では当たり前のように行われている連合稽古だが、一時期は行っ...
-
貴景勝の大関昇進披露も…角界の“自粛ムード”に白鵬の不徳
複雑な心境であったことは想像に難くない。 16日、大関貴景勝(22)の昇進披露パーティーが都内のホテルで行われた。 八角理事長(元横綱北勝海)ら協会幹部をはじめ、横綱白鵬ら現役力士など、招待客を含めて出席者は約200...
-
貴景勝が再休場「大丈夫と言うから」は責任逃れの言い訳
新大関貴景勝がケガして休場して、全治3週間と診断されたのに、本人が大丈夫ですと言うから出すことにしたんだト。 「本人が大丈夫と言うから」って、組織としてそういう判断をする日本相撲協会に言いたい。 世の中ってそんなに甘か...
-
たった1日で再休場 大関・貴景勝が払わされる再出場の代償
22歳の若造だろうが何だろうが、大関の名を汚してしまったのは事実だ。 20日、新大関の貴景勝(22)が、今場所中、2度目の休場。診断書では前回同様の「右ヒザ内側側副靱帯の損傷」に、「右ヒザ骨挫傷」も加わった。 4日目...
-
9日目から再休場 新大関・貴景勝「休むのは簡単」の勘違い
まるで相撲にならなかった。 休場から再出場を果たした新大関貴景勝(22)が、19日、碧山の立ち合いの変化に屈した。 仕切りから負傷した右ヒザを気にするそぶりを見せていた新大関。立ち合いの当たりをかわされてブレーキをか...
-
天敵倒すも負傷休場…貴景勝“右ヒザ爆弾”がまねくケガ連鎖
右足をかばいながら、階段を一段一段、慎重に下りる姿が痛々しいほどだった。 15日、新大関の貴景勝(22)が右ヒザを負傷した。相手は直接対決で5連敗中の御嶽海。この天敵に右上手を取られると、貴景勝はもろ差しに。 ともに...
-
連勝発進の貴景勝 賜杯へ最大の課題は5連敗中の“あの天敵”
新大関貴景勝(22)が乗りに乗っている。 13日は先場所11勝と復活の機運のある琴奨菊を退け、初日から2連勝。懐に入られる直前にはたいて元大関の体勢を崩すなど、パワーだけではない相撲を見せつけた。 が、不安がないわけ...
-
初日から41本 新大関・貴景勝を襲う“多すぎる懸賞”の試練
文字通り、相手を吹っ飛ばした。 新大関貴景勝(22)が昨12日の初日、遠藤と対戦。立ち合いで相手の体を起こすと、立て続けに鋭い当たりを連発。遠藤を難なく土俵下に突き飛ばした。 大関として初めての本場所にも、「いつも通...
-
新大関・貴景勝が参考にすべき栃ノ心の金言と北勝海式稽古
3月場所で大関に昇進した貴景勝(22)。13日から相撲を取り始め、20日の柏巡業では大関高安、元大関栃ノ心の2人と申し合いを行った。 貴景勝が押して勝つ相撲あり、逆に四つで負ける相撲あり。まだ調整中とはいえ、「当たった感覚で...
-
新大関・貴景勝 “マジメ一筋”がゆえに囁かれる懸念材料
3月場所で大関昇進を決めた貴景勝(22)といえば、マジメな性格で知られている。稽古にストイックなのは当然、「相撲は神事であり国技。感情を出さないのが粋」と、笑顔を見せることも少ない。まさに日本人好みの「古き良きお相撲さん」タイプだ。...
-
大関昇進の貴景勝「押し相撲に横綱なし」の通説覆す条件は
「大関の名に恥じぬよう武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを忘れず、相撲道に精進してまいります」 シンプルながら、決意と人となりが伝わってくるような口上だった。 27日、貴景勝(22)が伝達式の使者を迎え、理事会...
-
貴景勝は1面だが 白鵬Vの記事がスポーツ紙9面なのは当然だ
春場所千秋楽の翌朝の某スポーツ紙1面トップは「貴景勝大関確定!」。 そうか、よう頑張った。2桁勝てば大関だと言われてたしな。千秋楽にカド番大関の栃ノ心を負かして、入れ替わり大関か。栃ノ心も来場所、再起をかけてひとつ、頑張って...