貴景勝
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大相撲初場所の注目は土俵より白鵬と鶴竜の「去就と言動」
令和3年、一発目の本場所が大きな転機になるかもしれない。 10日に初日を迎える大相撲初場所。最注目は大関貴景勝の綱とりだ。先場所、自身2度目の賜杯を掴み、今場所も連続Vならいよいよ土俵の頂点に立てる。 もちろん、他の...
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爪を研ぐ照ノ富士…“恨み骨髄”の横綱・白鵬に引導を渡す
国技館の相撲教習所で行われている、一門の垣根を越えた合同稽古。20日、注目が集まったのが横綱白鵬(35)と、1月場所で綱とりがかかる大関貴景勝(24)の三番稽古だ。 三番稽古とは力士2人が、実戦形式で何回も立て続けに相撲を取...
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崖っぷち横綱鶴竜…初場所で死に物狂いなら“台風の目”に
窮鼠猫を噛む――と言ったら横綱に失礼か。 貴景勝の綱とり、照ノ富士の大関復帰ロード、そして正代、朝乃山の大関2人のカド番脱出と、見どころの多い大相撲1月場所。そんな中、台風の目、ダークホースとなりそうなのが横綱鶴竜(35)だ...
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照ノ富士“2場所20勝”目指し稽古再開…大関3人衆は尻に火か
実力さえ発揮できれば、どの力士よりも強い――それがすでに相撲を取る稽古を再開している元大関の照ノ富士(29)だ。 先場所は貴景勝と優勝を争い、優勝同点の13勝2敗。元の地位に戻るためには、続く2場所で計20勝を挙げなくてはな...
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正代「勝ち越せれば」の危うさ…無欲で後ろ向きな性格アダ
現実的と言えば聞こえはいいが……。 大関正代(29)が11月30日からトレーニングを再開した。新大関として臨んだ11月場所は3勝2敗10休。3日目の高安戦で左足首靱帯損傷のケガを負い、次の1月場所はいきなりカド番で迎えること...
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余計な重圧はNG…貴景勝に「つな」と「とり」は禁句だぞ
大関貴景勝が2年ぶり2度目の優勝で、来場所は「綱とり」の場所になるらしい。 貴景勝の突き押し相撲は馬力が勝負。四つに組まれたら下位にも負ける。だから組ませずぶちかまし先手必勝。相手を土俵の外へ吹っ飛ばす。 【写真】この...
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貴景勝を待つ綱とりの苦難…押し一本と横綱相撲の固定観念
一年の締めくくりの場所を最高の形で飾った。 11月場所で自身2度目の賜杯を掴んだ貴景勝(24)。大関としては初めての優勝だけに本人の喜びもひとしおだったのだろう。23日の一夜明け会見では場所前に結婚していたことを明かし、綱と...
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志摩ノ海を突き動かす「師匠と野望」 幕尻でもV争い大躍進
土俵の主役は平幕なのかと勘違いしそうになる。 近年、平幕の躍進がめざましい大相撲。今年1月場所は徳勝龍が初優勝し、先場所も新入幕の翔猿が11勝4敗。そして今場所、優勝争いを演じているのが前頭17枚目、幕尻の志摩ノ海(31)だ...
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大関・貴景勝にまさかの…「調子をおろして」小兵に不覚
「角界には『調子をおろす』という言葉がある。相手を軽く見るという意味で、つまりは油断です。この日の貴景勝がまさにそれだった」 とはある親方だ。 16日、全勝の大関貴景勝(24)にまさかの土がついた。 なぜ「まさ...
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大関・朝乃山の休場は自業自得「合同稽古」不参加のツケが
本人にとっては「無念の初休場」だが……。 大関朝乃山(26)が10日、3日目からの休場を発表した。初日の霧馬山戦で立ち合いの際に右肩を痛め、協会に「右肩三角筋挫傷で約4週間の治療を要する見込み」という診断書を提出。初日の取組...
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照ノ富士が朝乃山撃破も…“特例なし”大関復帰はイバラの道
全盛期を彷彿させる、豪快な投げを決めた。 9日、結びの一番で元大関照ノ富士(28)が、大関朝乃山を撃破した。 この2人、いずれも右四つを得意とする力士。相四つのぶつかり合いはしかし、立ち合いで決着がついた。照ノ富士は...
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白鵬が「力士代表」名乗る笑止 合同稽古に参戦した本音
態度だけはデカいOBが久々に姿を見せ、相変わらずエラソーに振る舞う――多くの力士にとっては、そんな印象だろう。 16日から国技館の相撲教習所で始まった合同稽古。初日は横綱白鵬(35)、新大関の正代(28)、大関貴景勝(24)...
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新大関・正代は横綱に狙われる…合同稽古に白鵬参戦の魂胆
いまさら「行かない」とは言えなくなった。 16日から22日まで国技館の相撲教習所で行われる合同稽古。出稽古は5日から解禁されたものの、複数の関取が一堂に会す合同稽古の方が効率はいい。 前日までに、新大関正代(28)や...
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秋場所Vの正代 懸念される「腰高」は横綱昇進の大きな武器
「優勝したんだとはわかってはいるけど、まだ自分が追い付いてない感じですね」 優勝一夜明け会見で、こう話したのが9月場所を制した正代(28)だ。 13勝2敗で殊勲賞と敢闘賞に加え、自身としても熊本県出身力士としても初めて...
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正代初Vも「番付不在」と評論家苦言…白鵬は延命で高笑い
熊本県勢として初めて賜杯を手にした力士となった。 27日の千秋楽。初顔合わせにして優勝を左右する一番となったのが2敗の関脇正代(28)と3敗の新入幕・翔猿(28)の対戦だ。2敗で単独トップに立つ正代が勝てばそのまま優勝。翔猿...
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翔猿がV争いトップ 押し相撲で進化、出稽古禁止も追い風に
俊敏な相撲でライバルを制した。 24日、新入幕の翔猿(28)が2敗で並ぶ若隆景と対戦。立ち合いで変化した若隆景に翻弄されることなく素早い対応を見せると、最後は叩き込みで決着をつけた。 この日は大関貴景勝が不戦勝、正代...
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低レベル9月場所 Vのカギは“奇跡の現役”元大関4人衆が握る
賜杯が誰の手に渡るかは、この4力士次第と言ってもいい。 10日目を終えた時点で低レベルの混戦状態となっている9月場所。2敗力士が大関貴景勝を筆頭に5人、3敗は大関朝乃山と先場所Vの照ノ富士(28)の2人というのだから、誰が優...
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もし万が一、照ノ富士2場所連続Vなら大関復帰させてやれよ
日本相撲協会に聞きたいことがあるんだけどサ。 秋場所は横綱白鵬と鶴竜が、「ファンの皆さまに横綱としての力量をお見せできないのが失礼にあたる」てな理由で初日から休場して不在の上、今場所の優勝争いは、若手を中心に回るだろう、ト?...
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大関・貴景勝と師匠に新たな火種…婚約は事後報告だった?
慌てて公にした感は否めない。8月30日に婚約を発表した大関貴景勝(24)。相手は2006年に死去した元大関北天佑(享年45)の次女で、かつてオスカーに所属していた元モデルの千葉有希奈さん(28)。4歳年上の「姉さん女房」だ。 ...
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貴景勝が元大関・北天佑の次女と婚約 4歳年上の元モデル
大相撲の大関・貴景勝(24=千賀ノ浦部屋)が30日、婚約したことを発表した。 お相手は4歳上で元モデルの千葉有希奈さん(28)。身長167センチ、B81・W59・H83と抜群のプロポーションを誇る彼女はなんと、2006年に亡...
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朝乃山が取り直し波乱も9連勝 新大関が破る2つのジンクス
何とか勝ちを拾った。 27日、朝乃山(26)が取り直しの末、隠岐の海を撃破。最初の一番は土俵際に追い詰められ、逆転を狙った投げを打つも同体。次の一番も苦戦しながら、タイミングよく上手投げが決まった。 これで白鵬ととも...
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カド番2度目の貴景勝 脱出の鍵はコロナ自粛中の心の断捨離
大関の看板を維持できるか。 26日からぶつかり稽古を再開した大関の貴景勝(23)。7月場所(19日初日)はカド番で迎えることになる。 自粛期間中を「下半身強化ができた」と前向きにとらえている大関。昨年5月場所で右ヒザ...
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稽古すら禁止され…“押し相撲”の貴景勝にコロナ禍は致命的
この試練に打ち勝てるか。 コロナ禍で出稽古はおろか、相撲を取る稽古すらも禁止された大相撲。中でも厳しい局面を迎えているのが大関貴景勝(23)だ。3月場所は7勝8敗で負け越し。カド番の5月場所は中止が濃厚で、それ以降の本場所開...
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朝乃山の大関昇進を後押ししたカド番大関・貴景勝の“惨状”
「自分の中ではないと思っていました」 一夜明け会見でこう話したのが、大関昇進が確実となった朝乃山(26)だ。3月場所14日目に鶴竜に敗れて4敗目。この時点で大関昇進基準の「三役で3場所33勝」には届かず、昇進を「ない」と思った...
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朝乃山が大関昇進へ…最高位獲得へ克服すべき“弱点”とは
昇進基準には満たなかった。 22日、横綱白鵬の優勝で波乱もなく、静かに幕を閉じた大相撲“無観客”3月場所。大関とりのかかっていた朝乃山(26)は、千秋楽で大関貴景勝を破って11勝目を挙げたものの、これで3場所32勝。大関昇進...
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朝乃山は2敗キープ 大関とりの“最低ライン”は条件付き11勝
師匠の高砂親方(元大関朝潮)が中継席で見守る中、何とか2敗をキープした。 大関とりを狙う朝乃山(26)は16日、正代に勝利。得意の右四つの体勢をなかなかつくれずに苦戦したものの、右を差して寄り切った。これで7勝2敗。ここ2場...
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大相撲無観客で懸賞金争奪戦が激化 1600本→1000本まで減
誰がターゲットになるのか。 当初、約1600本の懸賞が集まっていた8日初日の大相撲3月場所(大阪)。1日の理事会で無観客開催が決定するや、懸賞を取り下げるスポンサーが続出し、現在は1000本程度に減ってしまった。 ■タ...
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38年ぶりの横綱大関 最高位を兼務する大関鶴竜は大変だあ
38年ぶりに大相撲で「横綱大関」が復活するそうだ。東西に大関がいなけりゃいけないところ、今場所は貴景勝一人になるので、鶴竜が西の大関兼務ってことらしい。 いいんじゃないの。だって鶴竜は大関でしょ? 出ちゃ休み出ちゃ休み、なん...
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20年ぶりの幕尻V 徳勝龍を支えた肝っ玉母と美人妻を直撃
五月人形のような童顔力士が、泣きに泣いた。 前頭17枚目の徳勝龍(33)が、2000年3月場所の貴闘力以来となる20年ぶりの幕尻優勝を果たした。26日の千秋楽、対戦相手は大関貴景勝。すでに2横綱は休場しているため、残った番付...
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炎鵬に力の差見せつける 貴景勝を支える“一人大関”の自覚
2人の力士が土俵に上がるや、今場所一番の歓声が上がった。 かたや175センチ、169キロの大関貴景勝(23)。こなた168センチ、99キロの前頭5枚目炎鵬(25)。力自慢の大関と機敏な小兵という人気力士同士の対戦が21日、結...