貴景勝
-
大関確実の貴景勝 突き押し強化に必要な“離陸軌道”とは?
念願の昇進も、試練はここからだろう。 横綱白鵬のV42で幕を閉じた大相撲春場所。この場所でもっとも注目を集めたのが、大関とりに挑戦していた貴景勝(22)だ。24日は大関栃ノ心を下し、10勝5敗。27日の臨時理事会で、正式に大...
-
貴景勝ノルマ突破も…「あと1勝」では大関取り揉めるワケ
とりあえず、「3場所33勝」はクリアした。 大関とりを目指す貴景勝(22)が、13日目に高安(29)を撃破。立ち合いのかち上げにもひるまず、鋭い当たりからの突っ張りで大関に何もさせなかった。 これで9勝目となり、数字...
-
白鵬に逸ノ城…貴景勝の大関ノルマ“あと2勝”には難敵揃い
苦しい後半戦になりそうだ。 今場所の大関とりを目指す貴景勝(22)が19日、結びで横綱鶴竜(33)と対戦。立ち合いのもろ手突きから押しの一手で、危なげなく勝利した。これで8勝2敗。大関昇進を決めるためにも、2ケタ勝利は必要。...
-
大関狙う貴景勝が4連勝 千代大龍相手に“砕ける波”のように
貴景勝(22)と千代大龍(30)、力自慢の2人が土俵上で激突した。 立ち合いでぶちかましを選択した両者。館内には肉と肉がぶつかり合う音が何度も響き、まさに岸壁で砕ける波のよう。 前半は千代大龍の勢いが勝るも、後半は貴...
-
序盤でもう2敗…貴景勝が目指す「大関とり」本当のノルマ
まだ予断は許さない。 15日、大関とりを目指す貴景勝が巨漢・魁聖を送り出しで下し、4勝目を挙げた。貴景勝はここ2場所で24勝をマーク。大関昇進は「3場所33勝」が目安で今場所のノルマは9勝だが、昇進直前の場所が1ケタ勝利では...
-
御嶽海に5連敗…貴景勝がさらけ出した「押し相撲」の弱点
まるで歯が立たなかった。 圧倒的なパワーで初日から2連勝の貴景勝(22)が、12日は何もできずに土俵を割った。 相手は対戦成績3勝6敗、目下、4連敗中と苦手にしている御嶽海(26)。立ち合いで得意のぶちかましを受けら...
-
大関とり白星発進…貴景勝の強みは角界随一の圧力と観察眼
まさに鎧袖一触の相撲だった。 10日の3月場所初日、大関とりを狙う貴景勝(22)が、危なげなく白星発進。埼玉栄高校の先輩・妙義龍を立ち合いのぶちかましではじき飛ばすと難なく押し出した。 取組後は「普通です」と話すなど...
-
大関昇進狙う貴景勝 3月場所すでに「懸賞250本」の吉凶
まるで“賞金首”さながらだ。 10日に初日を迎える大相撲3月場所。相撲協会によれば、今場所の懸賞申し込み数は8日時点で2073本で、地方場所最多記録の更新もあるという。 中でも人気なのが大関とりを狙う貴景勝(22)だ...
-
3月場所は戦国時代 衰え目立つ白鵬“次なる野望”と注目若手
角界の誰もが「いまや誰が優勝してもおかしくない」と口を揃える。 10日に初日を迎える大相撲3月場所。先場所は平幕の玉鷲(34)が、先々場所は貴景勝(22)が初優勝を飾った。上位と下位の力量差も縮まり、ベテラン、若手が入り交じ...
-
大関狙う貴景勝 先場所より3月場所が昇進チャンス大の理由
決して高いハードルではないが……。 10日に初日を迎える大相撲3月場所。注目は大関昇進のかかる貴景勝(22)だろう。 昨年11月場所は13勝で優勝。先場所は11勝し、大関昇進目安の「3場所33勝」まで残り9勝としてい...
-
場所後に貴景勝昇進濃厚で…高安ら大関陣の賜杯奪還あるか
このままでは世代交代待ったなしだ。 25日、大相撲3月場所の新番付が発表された。横綱稀勢の里(現荒磯親方)と貴ノ岩の引退で幕内力士が減った影響もあり、新入幕は3人。それ以上に、貴景勝(22)の大関とりや、先場所Vの玉鷲(34...
-
大関とり明言の貴景勝 重要なのは2ケタ勝利より上位力士戦
「大関」という言葉を初めて口にした。 6日に稽古を再開した貴景勝(22)。直近の2場所では13勝、11勝で、昇進基準の「三役で3場所33勝」まであと9勝だ。 もちろん、9勝止まりでは尻すぼみもいいところ。最低でも2ケタ...
-
貴景勝は勝ち越しも…大関昇進は“稀勢の里ケース”が障害に
大関昇進を狙う貴景勝(22)が23日、埼玉栄高の先輩・北勝富士を撃破。両者一歩も譲らない壮絶なぶつかり合いを制した。これで8勝3敗。直近2場所で22勝しており、大関昇進の基準となる「三役で3場所33勝」にぐっと近づいた。 し...
-
貴景勝と御嶽海を一蹴…横綱白鵬は「世代交代」阻止に血眼
細工は流々、あとは仕上げをご覧じろ――。 横綱稀勢の里が13日初日の1月場所出場を明言する一方、こちらも調整に余念がないのが白鵬(33)だ。7日の横綱審議委員会による稽古総見では貴景勝(22)と御嶽海(26)を指名し、いずれ...
-
八角理事長が喝…大関狙う貴景勝“覇気”以上に足りないもの
「覇気が足りない。若手に元気がない」 相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、新春早々、苦言を呈した。 7日に行われた横綱審議委員会による稽古総見。大関候補といわれる貴景勝(22)と御嶽海(26)は横綱白鵬から指名され...
-
長所が欠点に? 貴景勝は押し相撲「だけ」では大関止まり
長所が欠点ともなりかねない。 11月場所で初優勝を飾った貴景勝(22)。特徴は、気持ちがいいまでの押し相撲。真正面から力強い当たりで、相手を粉砕する。 もちろん、次の1月場所では、対戦相手も対策を取ってくるだろう。変...
-
藤井七段も貴景勝も…2019年は若手の台頭で世代交代が進む
平成最後の12月もあと3日。来年4月には平成天皇が“引退”。新天皇が誕生し、年号が変わる。社会的には大きな転換期と言っていいだろう。こうした時期には、各界で世代交代が進みやすい。これまでリード役だった“先頭集団”がガラリと変わり、...
-
大相撲初場所の新番付で 九州場所初Vの貴景勝は関脇へ昇進
日本相撲協会は25日、来年1月13日から東京・両国国技館で行われる大相撲初場所の新番付を発表。九州場所で初優勝した貴景勝が新関脇に昇進して東に就いた。 小結は東が妙義龍で、15年九州場所以来の三役返り咲き。西の御嶽海は12場...
-
初V貴景勝が母校凱旋「調子に乗らずしっかり稽古する」
延べ8000人がV力士に熱狂した。 17日、貴景勝(22)が母校・埼玉栄高で優勝パレードと優勝報告会を行った。沿道には約5000人の観衆、学校には中・高合わせて約3000人の生徒が集まるなど、大盛況。もっとも、当の貴景勝は「...
-
「第2の貴ノ岩」の懸念も…貴乃花が置いていった7人の地雷
第2、第3の貴ノ岩(28)が出ないと、誰が言えようか。 自身の付け人を殴るなどし、7日に引退会見を行った貴ノ岩。昨年の日馬富士暴行事件では「先輩に対する態度が気にくわない」という理由で殴られた。それが自分も同じ理由で暴力を振...
-
50秒の電話で“暴力集団”押し付けられた千賀ノ浦親方の不運
今回の事件で、ある意味、最も割を食ったのは千賀ノ浦親方(57=元小結隆三杉)ではないか。 6日は殴られた方の貴大将とともに相撲協会へ。手を上げた貴ノ岩に関して「考えが甘い。残念だし情けない。協会からは厳しく監督するように(と...
-
今度は貴ノ岩が付け人殴打 旧貴乃花部屋は暴行力士の巣窟
つい10日ほど前は貴景勝の優勝に沸いた千賀ノ浦部屋が、一転、お通夜さながらの雰囲気に包まれた。夜にもかかわらず、50人ほどの報道陣が部屋の前に押し寄せて、中の様子をうかがっていた。 5日に相撲協会が発表した貴ノ岩(28)の暴...
-
貴景勝とV争い 大関高安は稀勢の里の“引退危機”が発奮材料
鬼の形相で3敗力士を退けた。 大関高安(28)が結びの一番で大栄翔と対戦。勝ち急ぐあまり、2度のはたきがあったものの、最後は力強い突き押しで大栄翔を吹っ飛ばした。これで高安は2敗をキープ。4敗目の大栄翔は優勝戦線から脱落した...
-
快進撃の貴景勝 来場所の大関とりで試される「真の強さ」
重戦車さながらの勢いだ。ただ1人、1敗を守っている貴景勝(22)が21日も勝利。栃煌山を突き押しで攻めると、タイミングをずらしてからはたき込んだ。175センチ、170キロのずんぐり体形を生かした下からの攻めを武器に、これで10勝1敗...
-
優勝争い筆頭に…貴景勝の成長を促した「貴乃花部屋消滅」
力自慢の大関を吹っ飛ばした。 19日、結びの一番で貴景勝(22)が栃ノ心(31)に勝利。立ち合いから強烈な当たりで大関の体勢を崩すと、間髪入れずにトドメの押しで栃ノ心に尻もちをつかせ、唯一の1敗をキープした。 インタ...
-
同じ愚を繰り返し黒星…稀勢の里に足りないのは技術だけか
「ニワトリは三歩歩くと忘れる」じゃあるまいに……。 幸先の悪い黒星発進となったのが、横綱稀勢の里(32)だ。立ち合いで張り手を繰り出すも、押し相撲を主体とする貴景勝の勢いは止まらない。片や組みたくない貴景勝、片やぶつかってから...