トランプ大統領
-
ロシア疑惑で新展開 モラー特別検察官に民主党が証言要請
「ゲームオーバーだ」――。米司法省が18日、ロシア疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査報告書を公表したことを受けて、トランプ大統領はこう強気のツイートをしたが、事態は新たな展開を見せている。 報告書の中で、トランプがモラー氏の解任...
-
農産品輸入“米国1人負け” トランプが市場開放をゴリ押しか
先月28日に財務省が発表した貿易統計の2月輸入実績(数量)に衝撃が走っている。日本の米国産農産品の輸入が軒並み激減していたからだ。 統計によると、米国産の豚肉は前年同月比14%減少。これに対し、EUは54%増、カナダやメキシ...
-
国内カジノは条件厳格 安倍首相がすがるトランプの“盟友”
世論の反発をヨソに、安倍官邸はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の整備に向け、着々とコマを進めている。 驚くのは、そのドデカさだ。 26日に閣議決定されたIR整備法施行令によると、国内で前例がない客室総面積10万...
-
ロシア疑惑捜査は灰色決着 トランプ陣営の共謀確認できず
トランプ米政権のロシア疑惑を巡り、バー司法長官は24日、モラー特別検察官から受け取った捜査報告書の結論を議会に書簡で報告した。 最大の焦点だった2016年大統領選でのトランプ陣営とロシアの共謀疑惑について、「トランプ陣営や関...
-
米イージス・アショア試験施設 建設費“日本持ち”の厚顔さ
どこまで安倍政権はナメられているのか。 政府が導入を進めている地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」について、日本の費用負担でハワイに試験施設を建設するようアメリカが日本に要求していることが分かった。 日本政府...
-
米朝破談でミサイル発射兆候 金正恩が敷くトランプ包囲網
物別れに終わった米朝首脳会談以降、北朝鮮が不穏な動きをみせている。北西部にある東倉里のミサイル発射場「西海衛星発射場」で復旧作業を始めたというのだ。トランプ大統領は「事実であればとても金委員長に失望する」と警告したが、動きはやむ気配...
-
「私が向き合う」の仰々しさ 場当たり首相の北朝鮮利用
この6年間、まったく何もしてこなかったくせに、よくもヌケヌケと口にできたものだ。 先月27、28日に行われた2回目の「米朝会談」の後、拉致被害者家族と官邸で会った安倍首相が、「次は、私自身が金正恩委員長と向き合わなければいけ...
-
安倍首相また売国手形か 米「7つ大工場」計画に広がる困惑
日本企業が米国に「7つの大きな工場」を建設する――。トランプ大統領は6日、そんな約束を安倍首相から取り付けたと明かした。これまで、安倍首相は幾度となく、トランプに“一方的な約束”を押し付けられている。今月にも日米通商交渉が始まるが、...
-
「制裁解除要求は一部」北外相がトランプ主張に真っ向反論
北朝鮮の李容浩外相は1日未明、ベトナム・ハノイで異例の記者会見を行い、物別れに終わった2回目の米朝首脳会談について、北朝鮮側が制裁全面解除を求めたとするトランプ米大統領の主張に真っ向から反論した。 李外相は「国連安全保障理事...
-
「トランプは詐欺師、謀略家」元側近が議会で不正ブチまけ
トランプ米大統領の10年来の腹心だった元顧問弁護士のマイケル・コーエン被告が27日、下院監視・政府改革委員会の公聴会で、トランプの不正を洗いざらいブチまけ、人格をコキ下ろした。 この中でコーエンはトランプを「人種差別主義者で...
-
安倍政権は目もくれず “トランプ砲”北の潜在能力は本当か
27日夕方からベトナム・ハノイを舞台に始まった、2回目の米朝首脳会談。世界注視のトップ会談直前に放った“トランプ砲”が話題だ。トランプ米大統領は、大国に囲まれた北朝鮮の経済的な“潜在能力”を称賛。北の経済開放にあやかろうとしているの...
-
ハノイ会談は北ペースに 焦るトランプが用意する“隠し球”
2回目の米朝首脳会談が27日に迫り、トランプ大統領はますます前のめりだ。対北強硬派で知られるボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が緊迫するベネズエラ情勢の対応に追われ、首脳会談に向けて韓国で開催予定だった日米韓高官会議をドタ...
-
3月後半に米中首脳会談か トランプが別荘に主席を招待意向
トランプ米大統領は22日、中国の習近平国家主席と3月後半に会談する方向で調整していることを明らかにした。貿易協議の決着を図るためで、米南部フロリダ州パームビーチにある自身の別荘「マールアラーゴ」に招待したい意向という。 また...
-
トランプ狙い撃ち 自動車追加関税は“丸はだか”日本が標的
米商務省は17日、自動車関税に関する報告書をトランプ大統領に提出した。90日以内に追加関税など必要な措置が決められるという。トランプは自動車に20~25%の追加関税を目標にしているが、どうやらターゲットを日本に絞っているようだ。トラ...
-
民主党は猛反発…トランプ大統領「壁」建設で非常事態宣言
サンダース米大統領報道官は14日、トランプ大統領が不法移民対策として掲げるメキシコ国境の壁建設で、必要な予算を確保するため「非常事態宣言を含む大統領権限を行使する」と発表した。 一方、壁建設費の一部計上を盛り込む与党共和党と...
-
トランプの米中首脳会談「予定ない」で米日株価は大幅下落
トランプ米大統領は7日、米中貿易協議の期限である3月1日までに中国の習近平国家主席と会談する「予定はない」と記者団に明らかにした。知的財産権保護など中国の構造改革を巡る協議が難航し、首脳会談は時期尚早と判断したとみられる。 ...
-
安倍政権を揶揄する金正恩「2.27米朝会談」で狙う日本外し
停滞する北朝鮮の非核化は進展するのか。8カ月ぶり2回目の米朝首脳会談が27、28日にベトナムで開催されることになったが、焦点は目に見える成果だ。米国が完全非核化に向けた具体的措置を求めるのに対し、北は「相応する措置」として制裁緩和・...
-
米政府閉鎖3週間解除 「国境の壁」含まないつなぎ予算で
トランプ米大統領は25日、閉鎖状態が続く一部政府機関を再開させるつなぎ予算の成立で議会と合意したと発表した。3週間後の2月15日まで政府機関が再開される。公約とするメキシコ国境の壁の建設予算は含まれていない。閉鎖解除後に引き続き野党...
-
「大統領に脅された」コーエン元顧問弁護士が証言延期要請
「トランプ大統領に脅されているので証言できない」――2月7日に米下院監視・政府改革委員会の公聴会で証言する予定のトランプの元顧問弁護士マイケル・コーエン被告が、委員会に対し証言を延期すると伝えた。理由は「大統領とジュリアーニ顧問弁護士...
-
トランプの“不正”指示発覚 元腹心に大統領選前の世論調査
トランプ大統領の元弁護士、マイケル・コーエン被告が、2016年大統領選前にトランプの指示で世論調査の不正工作を行っていたことが発覚した。 ウォールストリート・ジャーナルが17日に報じたもので、コーエンは15年初め、トランプか...
-
米政府閉鎖が過去最長に トランプ「非常事態、急がない」
米連邦政府機関の一部閉鎖が11日で21日間となり、過去最長期間と並んだ。12日まで続けば23年ぶりに最長を更新する。メキシコ国境沿いの壁の建設をめぐるトランプ大統領と民主党の交渉が暗礁に乗り上げ、予算が失効した状態のためだ。 ...
-
トランプ袋小路 国境の壁問題で“非常事態宣言”匂わせ投稿
メキシコ国境の壁建設にこだわるトランプ米大統領と、反対する民主党の協議は不調続きで、袋小路に陥っている。 トランプは9日(現地時間)の民主党との協議を打ち切った直後、「バイバイ。他の物ではうまくいかない」とツイート。壁がなけ...
-
政府封鎖「何年でも」トランプは壁建設へ非常事態宣言検討
トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設に向け、非常事態の宣言を検討していることを明らかにした。 4日、ホワイトハウスで行った記者会見で「非常事態を宣言し、極めて速やかに(壁を)建設することもできる。それもひとつのやり方だ」と...
-
“費用対効果”重視のトランプが辺野古に待ったをかける日
沖縄に駐留する米海兵隊のための辺野古新基地建設。「辺野古が唯一」を繰り返す安倍政権は、沖縄の民意を無視し、埋め立て工事を強行している。そんな中、米軍の元高官が、「在沖米海兵隊に戦略的な必要性はなく、存在理由は米国の経済的負担軽減」だ...
-
中国ハイテク企業を排除…米トランプ政権“G1戦略”の凄み
米中貿易戦争が変質してきた。当初、米国は対中貿易の赤字削減を目的として7月以降に制裁関税を課してきた。 だが、制裁後も対中貿易赤字に改善が見られず、中国の貿易統計によれば11月の対米貿易黒字は、前年同月比28%増、前月比12...
-
ケリー大統領補佐官ついに辞任へ トランプとの関係悪化で
米国のトランプ大統領が目の上のタンコブ扱いしているケリー大統領首席補佐官が、政権から去るという。米CNNテレビが7日(現地時間)、ケリーが近く辞任する見通しを伝えた。元軍高官のケリーがホワイトハウスに厳しい規律を持ち込んだことでトラ...
-
北方領土2島先行返還を阻む日米安保「基地権密約」の壁
本当の交渉相手は米国だ。14日の日ロ首脳会談で1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約交渉を加速させることで合意。56年宣言には平和条約締結後に歯舞・色丹の2島を引き渡すと明記してあるため、にわかに浮上した「2島先行返還論」に立ちは...
-
夫人と衝突が原因 トランプ大統領が首席補佐官また解任か
米主要メディアは13日、複数の関係筋の話として、トランプ米大統領がケリー大統領首席補佐官の交代を検討していると報じた。 人事を巡る問題でメラニア大統領夫人やその他のスタッフと衝突したことが原因だという。これまでもトランプ大統...
-
オバマ夫人が回顧録で激怒「トランプ大統領は異常で卑劣」
オバマ前大統領のミシェル夫人が13日発売の回顧録で、トランプ大統領が過去にオバマ氏が米国生まれか疑問視したことについて「異常で卑劣。私たち家族を危険にさらした。決して許さない」と怒りをあらわにしていると、複数の米メディアが11日まで...
-
専門家に聞く 日米FTAの行方と暴走するトランプへの対抗策
9月末の日米首脳会談でトランプ大統領から押し込まれた米国との通商協議が年明けから始まる。安倍政権はTAG(物品貿易協定)交渉だと強弁しているが、自由貿易推進派も反対派も声をそろえている通り、その実態は紛れもないFTA(自由貿易協定)...