トランプ大統領
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いよいよ日本も“トランプ関税”のターゲットに? 主要な標的は輸入車の公算大
トランプ米大統領は2月10日、鉄鋼・アルミニウム製品の米国輸入に対する追加関税に関する大統領布告を発表した。国・地域別や製品別に設けられた追加関税の適用除外制度も廃止し、米国東部時間3月12日午前0時1分に発効する。 ただし...
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ゼレンスキー会談での品位のなさに唖然…それでもトランプ大統領を評価する人がいるのはなぜ?
目を疑う光景だった。トランプ米大統領とゼレンスキーウクライナ大統領の首脳会談が前代未聞のバトルに発展し、それが全世界に放送された。 既視感があった。こんな光景どこかで見たことがある。そうだたけしさんの映画「アウトレイジ」だ。...
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米・ウクライナ首脳会談が決裂した意味
外交史上でも稀な「首脳会談の決裂」が世界中に知れ渡る事態が生じた。 2月28日に米国ホワイトハウスで行われたトランプ、ウクライナのゼレンスキー両大統領の会談である。 この首脳会談で異例だったのは、記者団を入れて公開さ...
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揺らぐ「日米同盟が基軸」の妄信…米国隷従で散々むしり取られてこの末路
いよいよ、その正体をあからさまにしてきたトランプ政権。媚びてすがってきた歴代自民党政権も「米国抜き」を視野に入れ始めたことだろう。「今だけ、金だけ、自分だけ」の米国に今後も貢ぎ続けて捨てられるのか。石破さんの意見を聞きたいものだ。 ...
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石破政権では打つ手なし…トランプの円安報復関税で庶民はズタズタ
案の定、円安に嚙みついてきたトランプ大統領だが、日本政府がいくら否定しようと、この部分においてはアベノミクスの大罪だ。大企業のために円安、物価高を放置してきた「庶民の敵」政権はどう落とし前をつけるのか。トランプ不況で庶民は二度死ぬバ...
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米トランプ大統領がウクライナに求める「敬意と感謝」に異論…ポーランド元大統領ワレサ氏が訴えた「ブタペスト覚書(合意)」とは
47代目の米大統領として2期目の施政方針演説を迎えたトランプ氏(78)も大喜びに違いない。ロシアの侵攻を受けるウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書に署名する見通し——などと報じられたからだ。 トランプ氏とウクライナのゼ...
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米トランプ暴走「武器供与一時停止」は打撃だが…ウクライナには「意外なチャンス」と識者が解説
ロシアがウクライナへ軍事侵攻を仕掛けてから丸3年が経過したタイミングで、事態は大きく動こうとしている。ウクライナの最大の後ろ盾である米国のトランプ大統領が3日、武器供与の一時停止を決定。はしごを外されたウクライナが苦境に立たされるの...
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フェイク飛び交うトランプ米国は「対岸の火事」ではない
トランプ政権誕生から1カ月が過ぎた。トランプ大統領の打ち出す政策は国際秩序の破壊そのものだ。米国にはヨーロッパ諸国との不干渉を是とするモンロー主義という伝統思想があるが、トランプのそれは全く違う。「米国を再び偉大に」の名のもとに、領...
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世界にさらされたトランプ米国の正体…この決裂は「歴史暗転」という悲劇の序章だ
感情むき出しで、相手への敬意も配慮もなかった首脳会談のグロテスク。居丈高に感謝を迫り、自分の利益しか頭にないトランプ米国の傍若無人に世界が驚き、辟易したが、これは悲劇の幕開けに過ぎない。分断と対立が深刻化する中、プーチンの高笑いだけ...
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プーチンだけが丸儲け…米国&ウクライナ会談決裂にニンマリのロシアが描く青写真と警戒心
昨秋から渦巻いていた懸念が的中した。米国のトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による先週末の会談は決裂。ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領をめぐり、テレビカメラの前で激しい言い争いを繰り広げ、ゼレンスキーはホワイ...
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確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値
米国のドナルド・トランプ大統領(78)が米時間の2月25日、ホワイトハウスの記者団に対し、「ゴールドカード」と呼ばれる新たな米国居住許可証を500万ドル(約7億5000万円)で販売する考えを示したことで世界の注目が集まっている。同日...
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関税インフレ、株価暴落…後ろ向きの石破政権にトランプ大不況への備えはあるか
トランプ大統領の宣言通り、猛烈な関税が始まるが、対米黒字を抱える日本もターゲットになるのは確実だ。鉄鋼、アルミ、銅に加えて、消費税分も上乗せさせられ、自動車産業は大打撃。自由貿易は破綻し、米景気もインフレで減速の中、保身しか頭にない...
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米国永住権を500万ドル(約7.5億円)で販売…「トランプ・ゴールドカード」を誰が買う?
米国のトランプ大統領がブチ上げた500万ドル(約7.5億円)で永住権を獲得できるようにする新制度「トランプ・ゴールドカード」が波紋を広げている。トランプは「爆発的に売れるだろう」と豪語し、100万枚の販売も可能だと言っているが、一体...
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“関税男”ことトランプ大統領がインフレを助長、不況下の物価高が深刻になってきた
おコメなど小売価格の高騰により、多くの庶民の生活が苦しくなっている。1月の消費者物価指数(総務省)は変動の大きい生鮮食品を除く総合が109.8となり、前年同月比3.2%上昇し、3カ月連続で伸び率が拡大した。生活実感に近い生鮮も含む総...
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こうなることは分かっていた…トランプに右往左往する石破官邸のお笑い
露骨なロシアびいきを隠そうともしないトランプ大統領に、日本のメディアは「欧米に亀裂」と大騒ぎだが、何をいまさらだ。関税も含めて、右往左往の官邸・外務省の見方は大甘だったことになる。 改めて問われる、トランプを神のごとくあがめ...
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アダムス市長は保身と引き換えにニューヨークを売ったのか…トランプ大統領との「ある取引」巡り市民激怒
ニューヨークではデモが頻繁に開かれるようになった。特に今その矛先が向けられているのはエリック・アダムズ・ニューヨーク市長だ。その理由は彼とトランプ大統領との間で行われたとみられる「ある取引」である。 アダムズ市長はトランプ大...
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米トランプ大統領を「平和を愛し、温かい心を持つ」と評した安倍昭恵氏の眼力は「慧眼」か「節穴」か
《王様万歳》――。自身のSNSでこう投稿したトランプ米大統領(78)。ホワイトハウスの公式アカウントもX(旧ツイッター)で、王冠をかぶるトランプ氏のイラストを掲載するなど、今のトランプ政権は17世紀のフランスの絶対王政を彷彿とさせるよ...
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マスク氏率いる政府効率化省への抵抗…暴力なきクーデターの恐怖、「言葉狩り」まで始まった
「ファシズムからアメリカを救うために来た」 なぜこのデモに参加したのかという質問に、開口一番そう答えたのはローレルさん。ニューヨークに住む40代の女性だ。 プレジデントデー(初代ワシントン大統領の誕生日)の休日だった今...
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トランプ政権、1945年以降の米外交の基本を変える
2期目を迎えた米トランプ政権が次々と対外政策を打ち出してきた。 ▽メキシコ、カナダに関税25%付与↓国境警備とリンクし保留 ▽メキシコ湾をアメリカ湾と呼ぶ。抵抗する者(AP通信)には制裁 ▽鉄鋼、アルミ輸入関税25...
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トランプ老大統領にベッタベタの属従外交は「下の下」策だ
先々週の本欄で、訪米前の石破茂首相が「米国の言うことを何でも聞きますからどうぞお目こぼしを、などというつもりは全くない」と威勢の良いことを言っていたので、トランプ大統領と会った時に何が起きるか楽しみだ、という趣旨のことを述べた。とこ...
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静かに始まった反トランプのレジスタンス…2.17「大統領の日」には抗議行動が全米で同時開催
ニューヨークの中心タイムズスクエアで、不法移民の強制送還への抗議集会が開かれた。2月9日(日)のことだ。 移民の街ニューヨークにはいわゆる不法移民が50万人以上住んでいる。その多くが中南米の圧政や貧困、ギャングの暴力などから...
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日米従属関係を見直す好機だ 石破訪米を「大成功」と報じた大メディアの目は節穴
媚びただけの日米首脳会談を成功と持ち上げたメディアが自動車、鉄鋼への関税に慌てふためき、 「日本にも重大影響」などと報じる笑止。トランプが世界秩序の破壊者であるという認識がないからだないからだ。 政府は慌てて「日本は除外して...
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マトモな決着は期待薄!首脳会談で相対する米トランプと露プーチンの思惑…近づくウクライナ停戦交渉は“当事者抜き”
ウクライナ侵攻から丸3年が迫る中、停戦交渉が急加速している。ただし、NATO(北大西洋条約機構)加盟など、安全保障の確約を交渉条件とする当事者のゼレンスキー大統領は蚊帳の外。「就任から24時間以内に終わらせる」と豪語していた米国のト...
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役者気取りのお騒がせ トランプの大ボラなど相手にしなけりゃいいのだ
就任からひと月も経たないが、トランプ流が見えてきた。矢継ぎ早に派手な言動をぶちかまし、大向こう受けを狙ったハッタリも多い。億を超えるフォロワーにSNSで自ら発信し、メディアをひっかき回すトランプ流をマトモに相手にするバカバカしさ。 ...
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トランプ銃撃から1カ月後にXでオンライン対談…実はマスクにとっての「就活」だった
2024年7月、共和党の大統領候補だったトランプは、東部ペンシルベニア州でのキャンペーン集会中、暗殺未遂に遭った。その直後、マスクはトランプへの支持を突然表明する。 高性能ライフルから発射された銃弾の軌道が数センチそれていれ...
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米国にノーと言えるフランスの記者から見た日米首脳会談
どの国の首脳にとっても、米国のトランプ大統領との会談は容易な経験ではない。トランプ氏の姿勢、発言などを予想できないからだ。 先週行ったトランプ氏と石破首相の会談は「うまくいった」と日本の外務省が言う。確かに、目立った問題はな...
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ツイッター買収で情報発信の強力な道具を手に入れるも…「陰謀論」にのみこまれ変質
「ツイッターが信頼を得るためには政治的に中立でなければならない。政治は悲しみを生み、政治は戦争であり最初の犠牲者は“真実”だ」 マスクは2022年のツイッター買収に際して、自身の信条をこう明かしていた。今の政治まみれの姿からは...
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トランプ政権が独裁へ一直線!AP通信の取材禁止で大騒ぎだが…日本首脳の会見も構図は似たり寄ったり
米ホワイトハウスが11日、同国を代表する報道機関「AP通信」の大統領執務室での取材を禁止したことが話題となっている。 トランプ大統領がメキシコ湾を「アメリカ湾」に改称する大統領令に署名した際、AP通信は「世界中にニュースを配...
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トランプ詣でが無事に終わって大ハシャギ…舞い上がる石破首相の大いなる勘違い
袖にされたり、高額関税を突きつけられなかっただけで「大成功」と欣喜雀躍の石破首相。政権運営に自信を深めているらしいが、もともと御しやすい相手だから、あえてケンカを吹っ掛けずに上納させるだけのこと。波乱はこれからで、首相も野党もメディ...
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石破首相はヨイショまみれ日米首脳会談を自画自賛…“石破構文封印”のドヤ顔に野党議員「日本の国会でもそうすべき」と冷ややか
「NOと言ってしまうと話が全部ぶち壊れる」「否定されることが大嫌いだというので否定はしない。『石破構文』風にグダグダも言わない」 7日午前(日本時間8日未明)に行われた日米首脳会談を振り返り、9日の日本テレビの番組でこうドヤ顔...