ドナルド・トランプ
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静かに始まった反トランプのレジスタンス…2.17「大統領の日」には抗議行動が全米で同時開催
ニューヨークの中心タイムズスクエアで、不法移民の強制送還への抗議集会が開かれた。2月9日(日)のことだ。 移民の街ニューヨークにはいわゆる不法移民が50万人以上住んでいる。その多くが中南米の圧政や貧困、ギャングの暴力などから...
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モノ言う株主の動きを睨んだ賢い投資戦略 フジ・メディアHDの次に狙われる企業はどこだ?
投資信託「ひふみ」シリーズで知られるレオス・キャピタルワークス(運用資産残高約1.4兆円=2024年7月)の藤野英人社長は、トランプ政権時代をどう読むか。株価は上がるのか、それとも大暴落に見舞われるのか。新NISAなどに投資している...
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媚びて、おもねて、“満額回答”? 歯が浮くような日米首脳会談報道には唖然だ
石破官邸や霞が関が「総力戦」で臨んだトランプ大統領との首脳会談。まるで腫れ物に触るようにご機嫌伺いに終始し、対米投資額を積み増し、防衛費増を約束した見返りは何なのか。 ガザを追い出す狂気の大統領に首相もメディアも、かくもへつ...
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トランプ大統領が日鉄買収計画めぐり「過半数出資ない」と明言…「言うべきことは言う」の石破首相のドヤ顔は何だったのか
「おおむね成功」「ディール(取引)は求められなかったようだ」――。石破茂首相(67)とトランプ米大統領(78)による日米首脳会談後、日本国内ではこんな声が広がっていたが、一転して冷や水を浴びせられたようだ。 トランプ氏が9日、...
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「トランプ劇場」第2幕…軍事力で領土を脅し取る歴史の亡霊「帝国主義」がよみがえる
「トランプ劇場」第2幕が、20日の米大統領就任式で始まる。就任前に突然、他国領土を要求し世界の“株式会社化”を夢見る。国内では反対勢力への復讐を準備中だ。ドナルド・トランプの暴走はどこへ向かうのか。 ◇ ◇ ◇ ...
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トランプ再来でガザは停戦も…ロシアで死闘を強いられる北朝鮮兵の非道すぎる扱い
あれから4年。米国のトランプ前大統領がついにカムバックする。トンデモ言動に世界が身構える中、パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐって朗報がもたらされた。トランプの要求通り、20日(=日本時間21日未明)の大統領就任式の直前に停戦合意の...
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神保哲生氏が読む 第2次トランプ政権と米国の針路「石破首相には『外圧』として利用するたくましさが欲しい」
4年前とは打って変わり、米国の政権移行は平和裏に完了しそうだ。今月20日、ドナルド・トランプ前大統領が再登板。無体な仕打ちに遭うまいと、世界中が身構えている。イエスマンで固めた第2次政権は、国際社会の秩序をついにぶっ壊してしまうのか...
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トランプにマスクは「ナントカに刃物」
実業家イーロン・マスクの一連の言動は、アメリカの弱体化と軌を一にしているように見える。 ドナルド・トランプは、カリフォルニア州ロサンゼルスや周辺地域で発生した山火事を利用して、民主党のジョー・バイデンや同州のギャビン・ニュー...
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トランプ氏の「米国第一」内政干渉連発に世界は戦々恐々…新年相場は波乱含み
米ロサンゼルスの山火事は死者が24人(12日時点)になった。被害の詳細が徐々に明らかになる中、気象予報会社「アキュウェザー」は一連の山火事による経済的な損失について、最大で1500億ドル(約23.7兆円)あまりになると試算した。 ...
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世界中の専門家が警鐘…2025年の「大胆予想」と「重大リスク」から先行きを占う
ほぼ1週間後に米国でトランプ新大統領が誕生する。米国の分断は加速し、世界の混迷度が深まるか。それとも、ウクライナ戦争の停戦実現によって落ち着きを取り戻すのか──。これまでに発表された2025年の「大胆予想」や「重大リスク」から先行き...
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「新日本科学」は安値ゾーンの今がチャンス! 医療品開発に必要なNHPを扱う
トランプ大統領が誕生(再登場)する1月20日(就任式)を待たず、マーケットは「アニマルスピリット」(自発的な楽観主義を意味する造語)が復活している。 2016年11月8日(前回の大統領選勝利)の直後に見られた現象だ。彼は「関...
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トランプにも「買収認めろ」と言えるのか? 石破渡米は「飛んで火に入る何とやら…」
外交デビューを果たした石破首相だが、果たして、この政権は混乱、混迷の国際政治でどんな外交を展開するのか。当初は日米地位協定の見直しに言及、勇ましかったが、トランプ相手に「法の支配」や「日本製鉄問題」を迫れるのか。 ◇ ◇...
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米国が進める暗号資産の環境整備は「買い材料」か? 第2次トランプ政権では規制緩和と推進が重要公約
昨年の米大統領選挙の結果を確定する連邦議会の合同会議が開かれ、トランプ次期大統領の当選が正式に確定。トランプ氏は今月20日、第47代大統領に就任する。昨年の選挙戦では、暗号資産の規制緩和と推進を重要な公約に掲げていて、第2次政権では...
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トランプ&プーチンそれぞれのウクライナ戦略…米大統領返り咲きまで11日、停戦実現「6カ月」に後退の怪しさ
米国の大統領就任式まであと11日。 返り咲きに胸を躍らせるトランプ前大統領は7日(現地時間)の会見でメチャクチャ発言を連発し、関係国への揺さぶりを本格化させた。通航料が高過ぎるとパナマ運河の返還を求め、安全保障上必要だからと...
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今さら聞けないUSスチール買収計画の「なぜ」…バイデン大統領の阻止に同社CEO激オコ、日本製鉄は猛反発
日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール(USS)の買収計画が泥沼化だ。バイデン大統領の中止命令に日鉄は猛反発。米政府を相手に訴訟も辞さない構えだが、決定を覆すハードルは高い。 2023年12月、日鉄がUSSを約141億ドル(約...
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第2次トランプ政権で米国株はどう動くのか?
まず第1次政権時の米国株の“トランプラリー”を振り返ってみよう。2016年11月に大統領選でトランプの予想外の勝利が決定すると、いったんは急落したものの、大規模減税などの政策への逆張りであっという間に株価は上昇に転じた。翌17年、ト...
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トランプとの首脳会談を控え麻生太郎に教えを請うた石破茂は、“夜の戦友”アーミテージと手を切れるのか
支持率30%台の低空飛行を続ける石破内閣はいつ倒れてもおかしくない状況だ。その最初の試金石となるのが来月にもワシントンで予定されているトランプ次期米大統領との首脳会談である。 「日米同盟をさらなる高みに引き上げたい」「北東アジ...
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先が思いやられる石破外交…トランプ大統領就任前には訪米せず、会談先送りの吉凶
結局、行かないのか──。石破首相はトランプ米次期大統領との会談について、今月20日の就任式の前には行わない方向だと、昨年末の30日に新聞テレビが一斉に報じた。トランプ氏側から、今月中旬なら会談に応じられるとの連絡を受け、訪米を調整し...
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第2次トランプ政権が日本「倒産激増」時代の引き金を引く…2025年は約65万人が職を失う恐れ
米国のトランプ次期大統領は日本経済をメチャクチャにする――警告めいた指摘が市場関係者らから聞かれるようになった。大統領選に勝利した直後は、民主党のハリス氏に比べればトランプ氏の経済政策のほうが株高をもたらすと歓迎ムードだったが、ここ...
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ソフトバンクG孫正義社長はトランプ氏に急接近…年末は米国株を仕込む格好の時期
まさにトランプ次期米大統領へのクリスマスプレゼントだった? 12月16日、トランプ氏はソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長と並んで開いたイベントで、「SBGは今後4年間で米国に1000億ドルを投資、10万人の雇用を創出す...
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トランプ次期米国大統領が「金正恩の嘆き」に飛びつく可能性
先週、朝鮮総連の旧知の元幹部と懇談する機会があったので、来年は早々に朝米首脳会談を実現し、その場で金正恩からトランプに「朝鮮半島の和平と非核化を実現しノーベル平和賞をもらおうじゃないか」と持ちかけるべきだと提言した。 北朝鮮...
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トランプ「会ってもいい」に潜む罠…大統領就任式前の日米会談、石破首相にこれだけのリスク
年明け早々、会談することになるのか──。トランプ次期米大統領が、大統領就任前に「石破首相と会談してもいい」と口にしたことで、いきなり「日米首脳会談」が実現する可能性が出てきた。しかし、就任前に会うことが果たしてプラスなのかどうか。迂...
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トランプ次期大統領が急転直下、石破首相との早期会談に意欲…狙いと昭恵氏「懇談」を巡るナゾ
急転直下の展開だ。 米国のトランプ次期大統領(78)が16日会見し、「石破首相が会談を望むなら私はここにいる」と言い、2025年1月20日の大統領就任式前にも石破茂首相(67)と首脳会談を行う考えを明らかにした。 「...
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昭恵さんがトランプとの「絆」の深さ世界に見せつけ 驚きの“外交力”に色めく安倍シンパと裏金幹部たち
夫同様、空気が読めないだけか。政局を読んだ行動なのか。政界の評価は真っ二つだ。トランプ次期米大統領から夕食会に招かれた安倍元首相の妻・昭恵氏。2人は現地時間15日、米フロリダ州にあるトランプの邸宅「マールアラーゴ」で面会。同席したメ...
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安倍昭恵さん×トランプ夫妻「夕食会」の舞台裏…永田町で飛び交う臆測と“パイプ役”の名前
石破首相は面会を断られたのに、安倍昭恵夫人には会うとは……。そんな驚きと落胆が広がっている。 安倍晋三元首相の妻・昭恵氏がトランプ次期大統領と米南部フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で面会すると先週、米メディアが報じたが、実...
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モーリー・ロバートソン氏が読み説くトランプ再選と米国の変質、その先にある本当のMAGA
トランプ氏が圧勝したアメリカ大統領選挙。インフレや移民問題が人権問題より重視されたとか、従来、民主党を支持してきた中南米系のヒスパニック層がトランプ支持に変わったなど、さまざまな解説がある。アメリカという国自体が変質しているのか。日...
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“またトラ政権”経済分析…2025年の米国はどう変わる?大統領選圧勝で米市場は最高値更新
米大統領選は、当初の大接戦予想を覆し、ドナルド・トランプがカマラ・ハリスを大差で破り、来年(2025年)1月20日に第47代大統領に就任する。勝利宣言では「米国を再び偉大な国にする」と強調し、「アメリカファースト(米国第一主義)」を...
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日本株に“トランプ・ショック”直撃か…「関税引き上げ」に国内経済界は戦々恐々
「トランプリスク」に市場関係者は身構えているようだ。27日の日経平均株価はほぼ全面安の展開をたどり、終値は前日比307円03銭安の3万8134円97銭。26日も一時700円超下落し、3営業日ぶりに反落した。 下落の要因は、米国...
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「社会の分断」から「内戦」の時代へ トランプと斎藤元彦知事の支持者はエリート層が大っ嫌い
アメリカ大統領選で、有権者が最も重視したのは「経済」ではなく「民主主義」だった。 「リベラル勢力には、司法への圧力や議会への暴力で選挙の結果を覆そうと試み、ヘイトを扇動するトランプ氏の言動こそが民主主義への脅威と映る。一方で、...
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トランプ返り咲きで「外圧」期待 沸き立つ統一教会界隈
米大統領選の結果に統一教会(現・世界平和統一家庭連合)関係のSNSアカウントが沸き立っている。来年1月に返り咲くトランプ前大統領が日本で審理が進む解散命令請求の風向きを変えてくれると期待しているのだ。 トランプは2021年か...