花粉症
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シーズン真っ只中…肌トラブルを引き起こす「花粉皮膚炎」に注意
花粉症のシーズンがピークを迎えている。日本人の2人に1人が罹患している花粉症は、鼻炎や目のかゆみの症状が一般的だが、近年、肌のかゆみや痛み、瞼の腫れといった皮膚トラブルを起こすことが知られつつある。「成増駅前かわい皮膚科」院長の河合...
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花粉症専門医に聞く(3)重症花粉症向けの薬を使う前に確認すべきこと
重症者向けの薬が登場したのは2020年。「ゾレア」という皮下注射の抗体治療薬です。非常に効果が高い薬ですが、しかしゾレアを考える前に、従来からある薬が本当に効かないのかを確認すべきです。 というのも、ゾレアが必要なほどの重症...
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花粉症専門医に聞く(2)薬を飲むと眠くて仕事にならない…対策は?
もし花粉症の薬で眠くなるのなら、昔の世代の薬を飲んでいる可能性が高い。花粉症治療に長けている耳鼻咽喉科を受診し、別の薬に替えてもらうことを強くお勧めします。 現在主流になっているのは第2世代といわれる抗ヒスタミン剤です。薬効...
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花粉症専門医に聞く(1)薬をギリギリまで我慢するのはOKですか?
花粉症の人は身をもって感じているように、今年は暖冬でスギ花粉の飛散開始が例年より早い。 くしゃみ、鼻水、鼻詰まりといった花粉症の症状が出始めている人は、躊躇なく花粉症の薬を飲むべきです。最もいいのは、花粉症の治療にたけている...
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花粉症ピークはこれから…かゆくて目を強くこすると失明する危険
花粉症が猛威を振るっている。耳鼻科や眼科は患者でいっぱい。薬局も鼻水やくしゃみ、涙に悩まされる花粉症の患者でいっぱいだ。中にはかゆみに耐えかねて目を強くこする人もいるが、これは将来の失明にもつながる危険な行為だという。眼科専門医で自...
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花粉症の人がいまできる対策は? 過去10年で最大の大量飛散の見通し
環境省は昨年12月26日に「令和4年度スギ雄花花芽調査の結果」を発表した。それによるとスギ花粉が関東などで過去10年で最大の大量飛散の見通しという。新型コロナとインフルエンザのダブル感染の懸念が高まるなか、花粉症も加わるとなると仕事...
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薬なしで花粉症の症状を抑えたい 自宅でできる方法は?
東洋医学では花粉症という病気を、その人の体質や体調の乱れ・悪化に伴う体の歪みによって引き起こされる病気としています。そのため、体質改善のための全体治療と、今の症状を緩和させる部分治療の2方向で対策を講じます。 たとえば、鍼灸...
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花粉症対策 副作用が少なく症状をしっかり抑える薬の選び方
花粉症の治療は薬が中心。NPO「花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会」理事長として「コロナ時代の花粉症対策『花粉症デジタルガイド 2022年版』」を同ホームページで公開している日本医大・大久保公裕教授によれば、今は花粉症治療薬の選択肢が広が...
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花粉症だと思ったらオミクロン株だった… 流行中の対策は?
今シーズンのスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、昨シーズンと比べて多いと予想されている。基本的な花粉症対策に加え、コロナ禍だからこそ実践すべきことは? 日本医科大学大学院医学研究科頭頚部感覚器科学分野教授で、NPO「花粉症・鼻副鼻腔炎治療推...
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花粉症がコロナ感染拡大リスクに 昨年2倍予想で新たな脅威
春先は花粉症患者にはつらい季節だが、今年は以前に増して危険が伴う。スギ花粉は昨シーズンを上回る飛散量が予測され、耳鼻科医から「くしゃみなどによって周囲にコロナをまき散らす可能性」が指摘されている。 【写真】この記事の関連写真を...
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新型コロナでマスクが手に入らない…必須の花粉症「薬」対策
新型コロナウイルスの影響で、薬局やドラッグストアの店頭からマスクが消えた。国内のウイルス感染者の報告が相次ぎ、不安が高まる。一方で花粉の飛散が始まり、花粉症対策も心配だ。どうすればいいのか? マスクでの花粉防御が十分にできな...
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「小青竜湯」は鼻炎症状の6割を改善 花粉症にも効果的
スギ花粉症というと、多くの方は春をイメージするでしょう。スギの花粉は例年、2月のバレンタインデー前後に飛散が始まり、4月にかけてピークを迎えます。くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙目などに悩まされる患者さんがたくさん受診される...
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花粉症の素朴な疑問…例えば「耳の穴のかゆみ」対策は?
花粉症の薬は、花粉が飛散し始める2週間前から服用しなくては効果が十分に出ない――。こんな話を花粉症の取材中、医師からよく聞いた。しかし、実際はどうなのだろうか? 「本格的な飛散期の前から薬を服用し始めることを『初期療法』と呼ぶ...
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花粉症の薬には血糖値上昇リスクが 注意するべきことは?
マスク姿が目立つ。春の訪れとともに、スギ花粉が悪さをしている。ウェザーニューズによると、スギ花粉の飛散量は前年に比べて、東京が4.3倍、愛知が5.5倍、大阪が6.7倍。花粉症の人にとっては絶望的な数字が並び、鳥取は何と9.3倍! 病...