バイデン大統領
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ウクライナ侵攻は「西洋と非西洋」の闘い 民主主義はすでに後退を迎えている
ロシアの国土は77%がアジア側だ。そのため西洋の中心から「スラブ民族はアジア人だ」とさげすまれてきた恨みがあり、強烈な対抗心がある。 今回のウクライナ侵攻は「西洋(民主主義国)」と「非西洋(非民主主義国)」の闘いであり、早くから民主...
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米国→ウクライナに供与、シン・ロケット砲「ハイマース」の実力…戦況のゲームチェンジャーとなるか
米国がウクライナに新たな兵器を投入する。バイデン米政権が供与を決めたのは、高機動ロケット砲システム「ハイマース」(HIMARS=写真)。1日に発表した約7億ドルの追加軍事支援に盛り込んだ。“シン・ロケット砲”は戦況を一変させるゲーム...
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岸田首相には「黄金の3年間」 庶民には「悪夢の3年間」
「規模が小さくて遅すぎます! 私たちは21兆円の補正予算案を提示しています。既存の予算案を見直し、早々に組み替えをしていただきたい」 2022年度補正予算案をめぐり、30日の参院予算委員会で立憲民主党の蓮舫議員がシャウトしたの...
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どんどん攻め込まれているウクライナ「バイデンの戦争」にも大きな誤算
ロシアの侵攻が続くウクライナの現状は、本当のところどうなのか。 東部ルガンスク州の攻防は、ロシア軍が圧倒的に有利な戦況にあるようだ。ガイダイ州知事は25日、「州の95%がロシアに制圧された」と通信アプリ「テレグラム」に投稿。...
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「憎しみ」の包囲網を構想する米バイデン大統領はさながらドンキホーテ
外交は、平たく言えば、国と国とのお付き合いだから、人と人とのお付き合いと同じで、その根底には「愛」がなければいけない。できるだけ相手のいいところを見つけて、そこを大いに褒め上げて付き合うようにすれば、敵を少なくし味方を増やすことがで...
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プーチン大統領だけでなくバイデン大統領も危険な指導者か
アメリカの大統領を精神分析すると、①業績志向②権力志向③愛情志向の3種類に分かれると、かつて精神分析医が論じたことがある。大統領の個人史を見た上で、さらに選挙運動での演説草稿、演説内容などを多角的に分析したのである。この3種の傾向は...
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核の傘「拡大抑止」の一方で 広島サミットとは正気なのか
米国のバイデン大統領がアジア歴訪のハイライトにするはずだった日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の結束は、案の定の不首尾に終わった。24日の首脳会議後、会見した議長役の岸田首相は「力による一方的な現状変更をいかなる地域でも許してはなら...
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ハト派の仮面で“戦争準備”の岸田首相 こうして国は変わっていく
「広島ほど平和へのコミットメントを示すのにふさわしい場所はない。核兵器の惨禍を二度と起こさないとの誓いを世界に示す」 イメージだけ「ハト派」の面目躍如だ。23日の日米首脳会談後、バイデン大統領との共同会見で岸田首相が来年のG7...
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首相も大メディアも大ハシャギ 異様なバイデン大統領の来日狂騒
22日、来日した米国のバイデン大統領。午後5時過ぎに専用機「エアフォース・ワン」で米軍横田基地に降り立つと、出迎えた林外相やエマニュエル駐日米国大使らと挨拶を交わし、専用ヘリ「マリーン・ワン」に乗り換えて都心へ向かった。 折...
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バイデン大統領の発言はもっと日本で報じられるべき 随所にロシア軍を揺さぶる内容が
前回、日本で報じられないバイデン米大統領の発言を取り上げた。その状況はまだ続いている。4月28日(米現地時間)のバイデン氏の発言は日本でも一部が報じられたが、報じられていない部分に知っておいてよい情報があるので書いておく。 ...
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国民は本当にこの路線でいいのか 「戦争国家」に準備着々
11日成立した経済安全保障推進法。新聞テレビでは、<経済安全保障は、国民の生命や財産を守る安全保障に政府の経済政策や企業活動を結びつける考え方><半導体や医薬品など国民生活に欠かせない重要な製品「特定重要物資」が安定的に供給されるよ...
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米国主導の「アジア版NATO」に現実味 “言いなり”岸田政権が招く一触即発の事態
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、フィンランドが12日、NATO(北大西洋条約機構)への加盟を速やかに申請する方針を発表した。日本でも、ロシアや中国の脅威に対抗する軍事同盟の必要性を訴える声が大きくなりそうだ。 「アジア版NA...
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バイデン政権は中国に歩み寄るか? ウクライナよりインフレの抑制が重要課題に
ロシア・ウクライナ戦闘に関して、欧米報道や、それを丸のみする日本の評論家らは「西側、西側」と言うが、1991年に東西冷戦は終わっている。東側とは何を指すのか。共産主義陣営を封じ込めた「鉄のカーテン」はもうない。ソ連は解体し、ロシア連...
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アメリカの一極支配が崩れていく 対ロシア制裁を訴えても多くの国が同調しなかった
20カ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議が先週の20日、米ワシントンで閉幕した。議長は輪番で、今回はインドネシアだった。こうした会合は通常、波風を立てることなく、共同声明を発表してつつがなく終わる。 しかし、今回は異例の事...
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“ウクライナ戦争”長期化が招く「世界食料飢餓危機」17億人に深刻な打撃、米国一人勝ち
ロシアのウクライナ侵攻開始から間もなく2カ月。戦争の長期化で「食料危機」が顕在化してきた。特に深刻な犠牲者は、中東・北アフリカの途上国に住む人々だ。 ウクライナとロシアは合計で世界の小麦輸出の約3割、トウモロコシ輸出の2割を...
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バイデン大統領が前のめりの「ジェノサイド」発言 米政府高官“火消し”に追われっぱなし
バイデン米大統領の前のめり発言に、米政府高官が“火消し”に追われっぱなしだ。 バイデン大統領は12日、ロシアのウクライナ侵攻について「ジェノサイド(大量虐殺)」という言葉を初めて使って非難。記者団から「『ジェノサイド』とみな...
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殺戮を止めない国際社会 このまま東部の激戦に突っ込むのか
ロシアによる軍事侵攻はもはや制御不能で、ウクライナでは民間人の犠牲者が相次いでいる。ウクライナ国防省は9日、首都キーウ(キエフ)近郊のマカリウで、民間人132人の遺体が見つかったと発表。射殺されていたという。 8日には東部ド...
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「プーチン氏と軍高官の間に緊張関係」は正しいか? 事実として言える点は1つ。ロシア側が反発したという点だ
ホワイトハウスのベディングフィールド広報部長が3月30日に会見で述べたプーチン露大統領に誤った情報がもたらされていたという話がニュースをにぎわせた。ホワイトハウスの記録を見ると彼女は次のように話した。 ■「プーチン氏と軍高官の...
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メディアが報じないバイデン米大統領の言動からウクライナ情勢を読み解く
バイデン米大統領の、「この男が権力にとどまっていてはいけない」との発言が波紋を呼んでいる。発言は3月26日にポーランドで行われたもので、正確には、「God's sake, this man cannot remain in powe...
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相次ぐ偽旗作戦、プーチン大統領「禁断兵器」使用もあるぞ…バイデン大統領“軍事的圧力”踏み切るか
「サリンなどの化学兵器を使った攻撃をロシアが準備しているとの報告も受けている」──。23日の国会演説でウクライナのゼレンスキー大統領は警戒感を示した。ロシアが禁断の「生物・化学兵器」を使用する可能性が高まっている。 ■“偽旗作戦...
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楽観論は禁物 経済制裁と国際世論でプーチンがひるむのか
これぞちゃぶ台返しだ。無法なウクライナ侵攻を続けるロシアに対する米欧主導の経済制裁に加わった岸田政権に、プーチン大統領は“絶縁状”を送りつけてきた。北方領土問題を含む平和条約締結交渉を中断するというのである。これに伴い、北方4島での...
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劇場爆撃はこの戦争の分岐点 プーチン暴走の最悪シナリオ
街を象徴する3階建ての建物は無残に崩れ落ちた。ウクライナ政府がロシア軍に空爆されたと発表した南東部マリウポリの劇場は、ウクライナ側が公表した映像によると、辛うじて残った劇場正面の壁も黒く焼け焦げ、周囲にはがれきや木材が散乱。樹木もな...
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暴落に次ぐ暴落 市場も殺気だってきた泥沼戦争の行く末
ロシア軍によるウクライナへの電撃侵攻から半月が経過。依然として双方の主張の隔たりは大きく、停戦合意の兆しがまったく見通せない中、世界の金融市場は不安定な動きが続いている。 日本も例外ではない。11日の日経平均株価は前日に大き...
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【狂乱物価】春の“大幅値上げラッシュ”が庶民を直撃!ロシア産禁輸でガソリン230円台へ
ついにバイデン米大統領がロシア産原油などの全面禁輸に踏み切った。ロシアへの依存度が高い欧州の全面禁輸は無理だが、輸入は縮小する方向だ。ロシア産の供給激減により、さらなる原油高騰は避けられず、月内に1バレル=200ドルを突破するとの見...
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バイデン大統領の本音が表れた演説での「Go get him!」 関西弁なら「いてまえ」
「ロンドンが従順で卑屈な奴隷になり下がってしまうくらいなら、いっそ廃虚に化して灰じんに帰してしまったほうがましだ」。これはBattle of Britainが始まった時のチャーチル英首相の演説だ。徹底抗戦を呼びかけるウクライナのゼレン...
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口だけ勇ましいバイデン米国に何かを期待できるのか
ロシアがウクライナに軍事侵攻してから3日で1週間経った。 ロシア軍は、ウクライナ第2の都市ハリコフや南部ヘルソンなど各地で攻撃を強化。軍事施設に限らず、住宅地に向かって戦略爆撃機から誘導ミサイルを撃ち込むなど、かつてシリアや...
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危機に便乗の自民と岸田政権は本気だ 核武装論と原発復活
「歴史から学んだのは、独裁者が攻撃の代償を払わなければ、さらなる混乱を引き起こすことだ」 3月1日(日本時間2日)に米国の上下両院で行われたバイデン大統領の一般教書演説は異様だった。 2021年に大統領に就任したバイデ...
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欧米打つ手なし プーチンやりたい放題、世界恐慌の最悪シナリオ
ウクライナ侵攻から、わずか2日。とうとう、ロシア軍が首都キエフに突入した。軍用車両が道を走り、無数の攻撃ヘリが上空を飛んでいる。このまま市街戦が始まってしまうのか。キエフは人口300万人の都市だ。市街戦となったら相当数の犠牲者が出る...
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「トランプ支持」の共和党員は50%で断トツ バイデン大統領の再選に黄信号
現職ジョー・バイデンの再選には黄信号がともっている──。 2024年大統領選まで2年以上あるが、米国ではすでに次期大統領が誰になるかの議論がさかんだ。通常であれば現職が有利だが、バイデンは24年投票日には81歳。昨年12月に...
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プーチンは絶対引かない この戦争は行き着くところまで行く懸念
ウクライナ情勢は全く先が読めない展開になってきた。 ロシア軍が24日、ウクライナに侵攻。首都キエフなど各地の軍事施設を160発以上の巡航ミサイルなどで空爆し、ウクライナ軍の無力化に躍起になっている。ロシア国防省は11空港を含...