政治とカネ
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自民・塩谷立氏に議員辞職を迫った“一般人”森喜朗元首相の何サマ…《まるで「マフィア」》
《「元総理大臣」というだけで、有権者から選ばれた国会議員を呼び出し、「辞めろ」と迫る異常》《「自民党」という組織はまるで「マフィア」のようだ》――。 SNS上でも驚きの声が尽きない。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件...
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政倫審「みんなでサボれば怖くない」…自民・参院裏金議員が全員欠席の言語道断
自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、衆院の政治倫理審査会(政倫審)は14日、派閥からキックバックされたカネがあったにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載していなかった安倍、二階両派の議員44人に対する審査を議決。田中和...
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政治資金規正法の与党改正案「評価せず」79%、所得増「年内実現せず」90%=共同通信調査
政治資金パーティーはパー券購入者の公開基準を下げるだけで温存、政策活動費の使途報告に関してはうやむや──。抜け道だらけの政治資金規正法改正の与党案に国民は呆れかえっている。 共同通信社が11~13日に実施した全国電話世論調査...
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【東京佐川急便事件】異聞(257)金丸5億円事件の捜査を指揮した佐渡副部長の転落と復活
東京地検特捜部長の五十嵐紀男の下で金丸信の5億円闇献金事件の捜査を指揮した副部長の佐渡賢一は、金丸の取り調べ抜き上申書による罰金処理や政治家の実名調書朗読事件などで厳しい検察批判が起きた責任を問われ、事実上、左遷された。1993年1...
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剥がされた安倍晋三「偽善の顔」 改めて「底なし腐敗」自民とカネ
今月9日、中国新聞デジタルが報じたスクープが関係者の間でちょっとした話題となっている。2013年7月の参院選で安倍元首相が自民党公認候補者に現ナマ100万円を渡した疑いがあるというものだ。当事者である候補者が中国新聞の取材に応じ、安...
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NHK「日曜討論」で陰謀論炸裂のア然…政治改革は「自民の力を削ぐ政局」のトンデモ発言
厚顔無恥とはこのことだ。自民党の裏金事件に端を発した政治資金規正法改正をめぐり、当事者からトンデモ発言が飛び出した。政治改革をテーマに与野党の実務者が顔をそろえた12日のNHK「日曜討論」で、抜け穴だらけの与党案に批判が集中。すると...
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裏金離党処分の世耕弘成氏に自民は“刺客”立てず?《党内処分も「なんちゃって」》の声
《政治資金規正法の改正案も「なんちゃって」。連座制も「なんちゃって」。おまけに党内処分も「なんちゃって」。もう解党しかないやろ!》 《これは偽装離党だろ》 SNS上では批判の声ばかりが目立つ。自民党の森山裕総務会長(79...
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会計責任者の初公判尻目に安倍派は3分裂 「数は力」の論理で裏金議員せっせと“新派閥”づくり
実態解明の糸口は出てくるのか。自民党の裏金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪に問われた安倍派事務局長で会計責任者の松本淳一郎被告(76)の初公判が10日、東京地裁で開かれた。松本被告が起訴内容を大筋で認めた一方、検察は収支報...
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森元首相が月刊文春で漏らした自民党と清和会の正体
自民党の裏金事件が表沙汰になってから5カ月あまり。一連の事件では初の正式裁判が10日、東京地裁で開かれた。初公判に臨んだのは、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪に問われた安倍派(清和会)の事務局長で、会計責任者の松本淳一郎被告(76...
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【東京佐川急便事件】異聞(256)金丸を脱税事件で逮捕したら仙谷さん、びっくりするだろうな
元東京地検特捜部長の五十嵐紀男の話はつづく(太字部分は「法と経済のジャーナル」から引用)。 5億円配布事件は、「告発3万件」と報道されていたが、実態は告発内容その他全文を印刷したはがきに告発者の名前だけ記入した明白な組織的告...
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裏金を自民は絶対手放さない!政治資金規正法改正「与党案」政活費“温存合意”でクッキリ
絶対に「掴み金」を手放す気はないようだ。自民党の裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡り、自公両党が9日、与党案の大筋合意にこぎつけた。週内決着の日程ありきで合意を急いだため、肝心の中身は生煮えだ。 政治資金パーティー券購入...
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【東京佐川急便事件】異聞(255)金丸事件の処分に不服の社会党議員団が来庁。特捜部長は身構えたが…
ここからは、金丸事件の捜査の舞台裏であった野党政治家と検察がかかわるエピソードを紹介する。 東京地検特捜部が1992年9月28日、5億円の闇献金を受け取った金丸信から政治資金規正法違反の容疑を認める上申書の提出を受けて取り調...
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中国新聞が安倍元首相「現金100万円手渡し」報道… “こんにゃく”疑惑で真実味帯びる「森友事件の100万円寄付」
《「選挙に強い安倍自民」の最大の理由がコレだったのか》《派閥議員らにとって、安倍さんはカネを配る「花咲か爺」のような存在だったんだな》――。SNS上では揶揄する声が目立つ。 「中国新聞デジタル」が9日、故・安倍晋三元首相が201...
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裏金議員44人の政倫審は「訂正された収支報告書」が突破口?自民“上から目線”で申し立て賛成の何サマ
「裏金議員よ、今夜は震えて眠れ」となるのか。それとも例によって「茶番劇」で終わるのか。 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、同党は8日、立憲民主党などの野党側が求めていた関係議員44人に対する衆院政治倫理審査会(政...
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【東京佐川急便事件】異聞(254)金丸脱税逮捕の4日前に宮沢首相は後藤田法相から捜査の報告を受けていた
ここで読者にお断りを申し上げなければならない。 前回取り上げた、東京地検特捜部長の五十嵐紀男が検察エリートだった金丸事件当時の財政担当副部長の「職務怠慢」的言動に憤慨し、退官する際、検察上層部に「そういう人を検事総長にしてい...
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【東京佐川急便事件】異聞(253)副部長は「金丸脱税」を「筋悪」と見立て捜査にも消極的だった
東京地検特捜部の財政担当副部長が金丸信らに対する不起訴裁定書への署名を拒んだ問題には続きがあった。 この副部長が裁定書への署名を断って間もなく、特捜部長の五十嵐紀男は、国税当局から金丸が無記名の割引金融債を利用して蓄財してい...
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岸田首相の十八番“なんちゃって”手法 連座制に続き政策活動費の使途公開でも国民を騙すのか?
《政権与党の現役の国会議員が逮捕されたという重大事件を全く反省していない》 SNS上では評価する声はほとんど聞かれない。むしろ怒りの声が日増しに高まるばかりだ。自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を機に始まった政治資金規正...
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あえてGWに「裏金不起訴」で大炎上!萩生田光一氏と世耕弘成氏を待つ“市民感覚”の鉄槌
検察はわざとこのタイミングを狙ったのだろうか──。自民党派閥の裏金事件をめぐり、2日に一斉に報じられた萩生田光一前政調会長と世耕弘成前参院幹事長(離党)の不起訴処分のことだ。 萩生田氏は2018年からの5年間で2728万円、世耕氏は...
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自民「補選全敗」効果で政倫審が再始動 二階・萩生田・杉田ら“ケタ違い”裏金議員への追及が始まる
衆院3補選で立憲民主党が全勝した効果が早速表れた。国会の会派「立憲民主党・無所属」が3人増になったことで、政治倫理審査会の再始動が急浮上。自民党が幕引きしようとしている裏金事件の実態解明、裏金議員追及の目が出てきたのだ。ザル法の政治...
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【東京佐川急便事件】異聞(252)あらためて不起訴処分を決めた特捜部にハプニング
特捜部は1992年1月29日、検審の不起訴不当議決を受けた再捜査の結果、金丸信、元秘書の生原正久と氏名不詳の旧竹下派代議士ら六十数人らの政治資金規正法の量的制限違反容疑について改めて嫌疑不十分で不起訴処分とした。 検察審査...
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岸田首相の起死回生策? 国会閉幕後に囁かれる「オールスター内閣改造」は成功するのか
3つの衆院補選に大敗したことで、さすがに岸田首相は6月末の「衆院解散」を断念した、という解説が一斉に流れている。代わりに浮上しているのが、国会閉会後の「内閣改造」説だ。 局面打開を狙って、大規模な人事を断行するのではないかと...
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【東京佐川急便事件】異聞(251)5億円使途事件で金丸側と竹下派議員ら60数人は全員不起訴
東京地検特捜部は1992年12月22日、金丸信と元秘書の生原正久が旧竹下派の現職代議士ら氏名不詳の六十数人に5億円闇献金を配ったとして政治資金規正法の量的制限違反(金丸側は超過寄付、配布を受けた側は超過受領)で告発があった事件につい...
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岸田首相の外遊に《行くなら自腹で》と揶揄皮肉…外交のキシダで浮上? 否、国民の怒りは最高潮
「終活旅行」「最後の想い出づくり旅」——。SNS上では揶揄する声が溢れているようだ。 1日午前、フランス、ブラジル、パラグアイを訪問するため、政府専用機で羽田空港を出発した岸田文雄首相(66)。パリで開かれる経済協力開発機構(...
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どうなる裏金50議員? 次の衆院選で自民票「3割減」予想も、立憲は16選挙区で対抗馬出せないまま
いわゆる「ゼロ打ち」。午後8時の開票と同時に落選確定の「瞬殺」に裏金議員たちは背筋が凍ったことだろう。注目の衆院3補選で唯一、与野党一騎打ちとなった島根1区は、自民党が歴史的大敗を喫した。島根は1996年の小選挙区導入以来、衆院選で...
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【東京佐川急便事件】異聞(250)聴取された議員の6割強が「会計責任者は名前だけ」
東京地検特捜部が作成した「経世会所属国会議員ら取調べ結果等一覧表」の「供述要旨等」を見てさらに驚いたことがあった。聴取を受けたとされる37人中23人、つまり6割以上の議員らが「指定団体(政治団体)の会計責任者は名目だけで経理に関与せ...
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8時に「瞬殺」でもしがみつき まだ辞めない総スカン首相の驚くべき鉄面皮
注目された衆院3補選は下馬評通り、岸田・自民に国民の鉄槌が下った。 与野党一騎打ちとなった島根1区は立憲民主の亀井亜紀子が圧勝、自民が不戦敗だった長崎3区、東京15区はいずれも立憲の候補が制した。 この結果を見て、日...
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ジワり広がる嫌悪感…宮澤博行氏が議員辞職も《そこ?》…自民党には「裏金」より「女性問題」が裏目にの深刻
「週刊文春」で女性問題が報じられて、25日に衆院議員を辞職した自民党の宮澤博行前防衛副大臣(49)。取材陣に「不祥事があったことは自覚をしております」と認めて謝罪した。宮澤氏は妻子をもちながら28歳の女性と金銭援助を伴う同居生活をして...
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衆院3補選「自民全敗」で号砲か? 議員バッジかけた「岸田降ろし」と「会期末解散」の攻防
岸田政権の命運を占う衆院の3補欠選挙はいよいよ28日が投開票だ。自民党は不戦敗の東京15区、長崎3区に加え、唯一公認候補を擁立した島根1区も敗戦がほぼ確実で、3選全敗となりそう。国民に見放された政権に対し、いよいよ自民党内で「岸田降...
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【東京佐川急便事件】異聞(249)「時期が違う。政治家が“もらっていない”と言うのは当然」と金庫番秘書
東京佐川元社長の渡辺広康からの5億円闇献金を、金丸信の指示で竹下派の議員らに配ったと特捜部に供述した金丸の金庫番秘書の生原正久。2012年、筆者の取材に次のように語った(太字は「法と経済のジャーナル」から引用)。 5億円の使...
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凄い政党になってきた 自民党は破廉恥人間の動物園
前代未聞の辞職である。「週刊文春」に、<パパ活&デリヘル常習!>と報じられた宮沢博行・前防衛副大臣(49)の辞職が、25日衆院本会議で認められた。23日に「辞職願」を提出していた。 宮沢前議員は静岡県出身。東大卒。磐田市議(...