復権狙う自民旧安倍派にトドメ!「10万円商品券」配布問題でチルドレンが石破首相に“助け船”の爆弾証言
商品券配布問題で火だるまの石破首相は、21日の参院予算委員会でも釈明に追われた。そこへ助け舟を出したのが、いわゆる安倍チルドレンの大岡敏孝衆院議員(比例近畿)。第2次安倍政権時代に金券を「もらった」と証言したものだから、永田町は大騒ぎ。「石破降ろし」を画策し、復権を狙う自民党旧安倍派に大ブーメランだ。
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大岡議員は「スズキ」のお膝元の静岡県浜松市議や県議を経て2012年12月に国政に転じ、当選5回。旧二階派に所属し、安倍政権で財務大臣政務官、岸田政権で環境副大臣に登用され、現在は内閣委員長を務めている。
大岡議員の爆弾発言があったのは、19日に配信されたネットの政治トーク番組。商品券問題を振られると、「もらったこと、あります」と応じ、こう続けた。
「初当選して1年経たないぐらいの時だった気がするんですよね。(今回と)全く同じようなシチュエーション。党のお金だと思っていました。会社が頑張った社員に努力賞とかを渡してるのと同じで、あの選挙でよく勝ってきたなっていう努力賞、殊勲賞、敢闘賞みたいなつもりで、そういうものだろうなと思ってもらいましたよね。全く罪の意識も悪びれた気持ちもなかったですよね」