政治とカネ
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高市早苗「金のかかる選挙戦」を可能にする強欲と商魂 経費ケチってパーティー利益率96.5%の仰天
これで一件落着とはいくまい。自民党総裁選で党の方針に反し、高市早苗経済安保相(63)が全国の党員らに政策リーフレットを郵送した問題。党の総裁選挙管理委員会は19日、執行部の要請に応じず、高市氏への追加措置を見送った。 選管は...
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高市早苗氏の推薦人に裏金議員! 「チームに任せた」の知らぬ存ぜぬぶりが示す変わらない“自民クオリティー”
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る前代未聞の裏金事件が発覚した際、記者会見や衆参両院の政治倫理審査会に出席した国会議員がそろって連発していたのが「秘書に任せていた」との逃げ口上だった。 常識的に考えて、数十~数千万円にも及...
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政府また《年寄りいじめ》…高齢者医療費「窓口負担3割」適用拡大に《裏金、政策活動費を使え》批判の当然
政府は13日、6年ぶりの改定となる新たな高齢社会対策大綱を閣議決定。75歳以上の後期高齢者の医療費に関し、窓口負担が3割となる対象範囲の拡大を検討すると明記した。 75歳以上の窓口負担は現在、原則1割。一定の所得があれば2割...
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献金は「社会貢献」…経団連・十倉雅和会長の大きな勘違い
平成に入り、日本の大企業は凋落の一途をたどった。 経済メディア「STARTUPS JOURNAL」によると、1989(平成元)年の企業の時価総額は、世界のトップ50社のうち日本企業が32社を占めていたが、2024年はトヨタ自...
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アベノミクスを礼賛…榊原経団連が献金呼びかけを再開
「二等国、三等国になりそうだった日本がようやく、立ち直りつつある」 この言葉を発したのは、復古主義の政治家ではない。経団連会長の榊原定征(東レ会長)である。 榊原は2014年9月8日、民主党政権下では打ち切っていた会員...
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民主党政権になった途端に「政策評価」を廃止…経団連と自民党の出来レースだった
トヨタ会長の奥田碩が経団連の会長に就任し、2003年、政党に対する政策評価が始まった。その評価をもとに、経団連が会員企業に献金を呼びかけるという仕組みだ。政策評価は、政策ごとのA~Eの5段階。初の評価では、菅直人代表の民主党を、小泉...
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朝日新聞「自民裏金」での新聞協会賞に「辞退せよ」殺到の理由…「しんぶん赤旗」社会部長もXで苦言
「鳶に油揚げをさらわれる」というのか、はたまた「部下の手柄を横取りする上司」というのか。ネット上で《これはいかがなものか》などと疑義を訴える声が続出しているのが、日本新聞協会が4日に公表した2024年度の新聞協会賞。朝日新聞社の「自民...
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奥田碩トヨタ会長が経団連会長に就任 機関紙での座談会で打ち出した「政党採点」への疑問
自民党の下野を受けて、経団連会長の平岩外四(東京電力会長)は1993年に「企業献金を廃止を含めて検討する」という方針を示した。 それから10年、2003年に政権を握っていたのは自民党で総理総裁は小泉純一郎。この前年に経団連の...
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“パリピ”小泉進次郎氏の資金源はほぼパーティー…3年で1.8億円、利益率9割近い荒稼ぎ
「政治改革」「聖域なき規制改革」「人生の選択肢の拡大」──。史上最年少の自民党総裁を目指す小泉進次郎元環境相(43)は、3つの改革の「1年以内に実現」を明言。すっかり改革者気取りだが、言行不一致も甚だしい。党内屈指の集金力を誇る進次郎...
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これは壮大な国民騙し…「首切り加速」の進次郎が総裁選大本命の悪夢
自民党総裁選は案の定、どの候補も裏金には切り込まず、付け焼き刃の政策論争で電波ジャック、それに加担の大マスコミ。裏金幕引きセレモニーと化しているが、それに騙されたらオシマイだ。中でも看過できないのが首切り進次郎の新自由主義、「庶民切...
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田中角栄が退陣、首相に就いた三木武夫が「企業献金禁止」を提唱するもトーンダウン
今年6月19日、政治資金規正法が改正された。野党が求めた企業・団体献金の禁止は盛り込まれなかった。だが首相の岸田文雄は2日後、記者会見で「これまで積み上げてきたさまざまな取り組みの大きなステップ」と言った。その自民党にかつて、企業献...
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利権政治、対米追従、原発推進、庶民切り捨て…誰が総裁になっても自民党は変わらない
4人目の候補者が名乗り出たが、7人乱立でもくろむ裏金・統一教会幕引きと電波ジャックによる「刷新猿芝居」。ヤラセのような政策論争が繰り広げられるのだろうが、憲法や夫婦別姓、規制緩和やらは目くらまし。 デタラメ政治の本質は変わら...
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麻生太郎氏に「10月政界引退説」 派閥の「裏金疑惑」拡大で窮地…気づけば孤立無援
麻生派の「裏金疑惑」が拡大している。麻生派に所属していた閣僚経験者も、「後になって違法だったと言われても困る」──と、麻生派が裏金づくりをしていた事実を認めはじめた。ただでさえ麻生派は、総裁選で「勝ち馬」に乗るのが難しく、窮地に陥っ...
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田中金脈vsメザシの土光…自民党の金集めで頼りになった経団連に命運を握られることに
自民党が裏金問題を契機に政治資金規正法を改正する際、決して企業・団体献金の禁止に踏み込まなかったのはなぜだろう。それはある呪縛が解けないからではないか。 「政治は数、数は力、力は金」 田中角栄がよく口にした。金を集める...
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出揃う自民党総裁選の候補者たち…「刷新茶番劇」高揚なき虚ろな1週間
今週は総裁選出馬ラッシュ、連日、電波ジャックで大メディアもあーだこーだとやるのだろうが、麻生派も含めた裏金議員票が決選投票でものを言う「刷新茶番」に国民はドッチラケ。 アベノミクスも否定できず、やはり政権交代しかないと確信す...
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とうとう派閥に裏金発覚、自民総裁選を直撃!麻生太郎氏はキングメーカー争いから脱落確実
くすぶり続けた麻生派の裏金疑惑が、とうとう炸裂した。 2022年に政治資金規正法違反で薗浦健太郎元衆院議員(自民離党)が罰金などの略式命令を受けた事件。元秘書が東京地検特捜部の調べに対し、薗浦氏が所属していた派閥「為公会」(...
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献金1億円超は46年間で249社…企業・団体献金は3年で記録破棄の「もう1つの裏金」だ【表あり】
いくら大企業が儲かっても、非正規雇用の人の待遇は悪いまま。法人税率は引き下げられているのに、消費税は増税される。 東日本大震災で過酷な原発事故を経験したのに、原発を新たにつくる。化学物質「PFAS」による公害が起きても大企業...
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総裁選を腐敗政党「最後の宴」に! 雑魚ばかり14人起訴に改めて国民の怒り
同じ秘書給与のネコババで辻元清美は逮捕なのに在宅起訴の広瀬めぐみ。長期政権の腐敗・癒着、検察の忖度なのだろうが、それでも4年で14人起訴の“犯罪集団”がイケシャーシャーと「刷新」などというブラックジョーク。 ◇ ◇ ◇...
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「麻生派でも裏金作り」毎日新聞スクープの衝撃!党政治刷新本部座長の派閥議員は国会で虚偽答弁か
候補者乱立の自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)は、小泉進次郎元環境相を推す菅義偉前首相(75)と、河野太郎デジタル相(61)が所属する麻生派(志公会)を率いる麻生太郎副総裁(83)による水面下の“キングメーカーの争い”など...
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石破茂にもガッカリだ…自民党にいると政治家はどんどん劣化する
党内世論を気にして、口だけ「改革」のメンメンに心底、国民は呆れているが、これが自民党の体質なのだ。 金と利権にどっぷり漬かり、批判されたらシャッポを取り換えて、反省のフリ。そんな集団にいれば、丸ごと全員腐っていく。総裁選でハ...
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小泉進次郎は裏金議員を「再処分」か? 安倍派は戦々恐々…総裁選出馬表明「1週間延期」の思惑
自民党総裁選の“本命”とされている小泉進次郎元環境相(43)が、9月6日に出馬表明することが分かった。もともと、30日表明する方向で検討していたが、台風が直撃する恐れがあるため延期したという。ただ、延期理由を額面通りに受け止める向き...
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堀井学は議員辞職だけでは済まされない 裏金集団の自民党から“足抜け”するためにやるべき3つのコト
《議員辞職が相次いでいる。説明からせずに辞めていく。状況から判断するに逮捕されそうになってやっと議員辞職しているようにしか見えない。驕り昂り私利私欲に走った犯罪集団を許してなるものかと思う。》 立憲民主党の原口一博議員(65)...
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さあ、どうする自民党…「党内一の嫌われ者」石破茂が世論調査第1位
倒錯した自民党総裁選の矛盾とお笑いを露呈したのが、世論調査を受けた自民党議員の右往左往。 裏金幕引き、ゴマカシ選挙を企んでいたのに、そうは問屋がおろさない世論の動向。だから、裏金議員に投票権を与えてはダメなのだ。 ...
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裏金自民はやっぱり反省ゼロ? 総裁選めぐり《安倍派幹部》がXでトレンド入りのワケ
《安倍派幹部》――。X(旧ツイッター)で26日、こんな言葉がトレンド入りした。 9月12日告示、27日投開票の自民党総裁選をめぐり、総裁候補として取り沙汰されている国会議員の名前の中に元安倍派(清和政策研究会)幹部がおらず、西...
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今ごろ「刷新」も何もない 誰が自民党総裁になっても国民はドッチラケ
このままでは自民党は終わるとかで、中堅も含めて乱立模様のに総裁選。これまで党の対応に異を唱えず、デタラメ改正法にも賛成した面々が「政治の信頼」など取り戻せるわけがない。さも「自分だけは違う」と言いたげな同じ穴のムジナの醜悪。 ...
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田原総一朗氏を直撃「私とカネ」 財布も持っていないし、お金のことはあんまり考えない。
今年90歳の卒寿を迎えた田原総一朗氏。悠々自適の暮らしに背を向け、「今も永田町や霞が関で取材している」と引退する気はさらさらない。幼少期は事業を営む裕福な家庭で育ったが、それが戦争で一変。家計を助けるため高校生の頃からアルバイトに明...
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かつてとは別物…自民党はなぜ変質したのか
公文書改ざん問題、旧統一教会問題、裏金問題、官房機密費の私的流用問題……。悪事の限りを尽くしてきた自民党だが、政権が何度も吹っ飛ぶような大事件にもかかわらず、追及が尻切れトンボに終わっているように見えるのはなぜか? 私事で恐縮だが、...
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裏金に香典買収…議会をクリーンにして「政治とカネ」の議論を
公職の候補者等は、当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄付をしてはならないと公職選挙法199条の2第1項で定められている。政治家等による選挙区民への寄付の禁止である。特定の選挙に関し、寄付をすると1年以下の...
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広島県で「岸田首相とカネ」を追及する急先鋒に聞く 原動力は「地元で何もせんでええのか」
岸田首相の在職日数は、1日で1033日。戦後35人の中では岸信介元首相に次ぐ歴代8位に浮上している。ここまで延命できたのは、ひとえに野党がバラバラだから。しかし、その命運は尽きつつある。自民党の裏金事件の実態解明から逃げ、円安物価高...
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自民党・鬼木誠副大臣が地元で配布した“南極の氷”は防衛省の接待ツールだった
「違法という認識はなかった──」 しんぶん赤旗(7月30日付)の報道により、選挙区内の住民らに“南極の氷”を配布していたことがバレた自民党の鬼木誠防衛副大臣(衆院福岡2区)。こう釈明したが、公選法違反(寄付行為)を指摘する声が...