飛ばすコツ伝授します
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腕を振ることから始める
ドライバーショットをミスすると「力が入った」とよくいわれる。 しかし、いくら肩や腕の力を抜こうとしてもスムーズにクラブが振れずに、「まだ力が入っている」といわれる人が多いと思う。 ではそ…
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クラブがゆっくり下りてくるのを待つ
■打ち急がない シニアツアーを取材に行っていると、レギュラー時代より1インチから1インチ半ぐらいドライバーのシャフトを長くしたというプロが多い。 昨年、全米シニアプロ選手権で優勝した井…
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左サイドの壁は左足ツマ先がキー
「左サイドの壁」という言葉がレッスン書にはよく出てくる。左サイドに壁がないとヘッドスピードを出せないので、ボールを遠くへ飛ばすことはできないといわれている。 トップからダウンスイングに切り返す…
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ダウン始動は左ひざ、左腰をアドレス位置に戻す
スライスするのは「腰の開きが早すぎるため」とよくいわれる。 そういわれると誰でも体を止めて右手で打ちたくなるはず。しかしいくら体を止めようとしてもスライスは直らないという人が多いと思う。 …
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ボール手前10センチからヘッドを返して振りぬく
90年代初頭、シニアツアーが年間25試合もあった頃、太田了介という名前さえ聞いたことのないプロがトップ10によく顔を出していた。 どんなプロなんだろうと思って取材すると、30歳を過ぎてからゴ…
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インパクト後はグリップエンドの向きを変える
■簡単にヘッドが返る ダウンスイングを始めるときは左腰から動き出すことによって手が先になってクラブヘッドは後から下りてくる。そのヘッドが構えた位置で手に追いついて、ボールをヒットした後はヘッド…
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スイングは「イチ・ニ」の2拍子
素振りのときはどこにも力が入らずに、クラブがスムーズに振れる。ゆったりとバックスイングして、左肩に向かって伸び伸びとクラブヘッドが振り切れて、フィニッシュでバランスよく立つことができる。 と…
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スイング中は頭が動く
「スイング中、頭を動かしてはいけない」なんて、一体だれが言い出したのだろう。 身長が180センチ以上もあって、なおかつ手足の長い欧米のプロならともかく、ドライバーショットをするとき、バックスイ…
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手はトップから真下に下ろす
プロのスイングを飛球線の後方から撮った写真を見ると、ダウンスイングで手はボールに向けて下ろしてきているような感じを受ける。 そのため、「ダウンスイングでグリップエンドはボールを指す」と書いてある…
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フェードボールは体をシャープに使う
■体の回転で左に振り切る マスターズの季節が来ると今でも河野高明プロのことを思い出す。身長162センチ、体重60キロの小さい体でマスターズに5回出場。初出場の1969年13位、翌70年12位と…
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正確に飛ばすにはレベルスイング
「何でそんなに左腰を突き出すんだ。腰は構えた位置で回せ」 そう言って杉本英世プロに怒られながら教わったことを思い出す。 ゴルフ雑誌の編集の仕事を始めた当初から杉本の担当をやっていたので、取…
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首を中心に前進でクラブを振り切る
■曲がりも少ない かつて4大公式競技を1年で制し、ジャンボ尾崎を抑えて賞金王になった村上隆プロはNHKテレビのレッスン番組に出演したことがある。テキストの取材を担当していたので、テレビの収録に…
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アドレスでは絶えず足を動かす
■バックスイングは右足に体重を移して始動 おそらく、多くの一般アマチュアは走るときのような速さで勢いよくクラブを振ろうとしていると思う。しかし、プロに教わると「ゆっくりバックスイングしても、ダ…
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足の動きに合わせて腕を振る
ミスをすると、「スイングが速すぎる」とよくいわれると思う。ではどのぐらいのテンポでスイングしたらいいのかというと、「ごく普通に歩くときの速さ」というプロが多い。「えっ、そんなにゆっくり?」とびっくり…
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ヒールアップしてリズムを取る
■体がよく回り、振り切れる 腕の振りを覚えるには両足かかとをまったく上げずにべた足状態にしておいてスイングする練習法がある。 しかし、ドライバーで全身を使ってスイングするにはバックスイング…
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ボールを飛ばすのは右手の仕事
■体の回転に沿って左に振り抜く 「ダウンスイングは左サイドでリードし、クラブを振り切って飛ばすのは右手の仕事」といわれているけれど、右手(腕)はどういうふうに使ったらいいのか。 杉本英世…
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ドライバーはフィニッシュを大きく回す
■両ひじをたたんで首に巻きつける 「トップスイングとフィニッシュは左右対称」とよくいわれるけれど、本当だろうか。 一般のアマチュアはバックスイングで大きく振りかぶっておいて、ボールに合わ…