ゴルファー羽川豊の「プロの目」
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松山英樹は今年トップ10なしも…壁を乗り越えたら好機あり
今週の「ダイキン・オーキッド・レディス」(沖縄、4~7日)から女子ツアーが開幕します。 新型コロナウイルスは終息していませんが多くの関係者の努力によって試合が行われます。 さらに1日…
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プロは多くのファンに注目されていることを常に自覚すべき
ルール処置や不適切発言など、今年に入って米ツアープロのトラブルが頻発しています。先週の「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」最終日にも、優勝争いの最中だったネイト・ラシェリーの行為が問題になりました。 …
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スポーツ界での不適切発言に思う プロのあるべき姿とは?
メジャー4勝を含む米ツアー7勝のブルックス・ケプカが、先週の「フェニックス・オープン」最終日に5打差をひっくり返す逆転劇を見せて、2年ぶりに優勝しました。 2018年2月に左手首を負傷し、翌…
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渋野に熱愛報道 結果出せばとやかく言われる筋合いはない
今年に入って米ツアーの松山英樹が苦戦しています。 先週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は通算1オーバー53位。初日に続き、決勝ラウンド2日間もアンダーパーで回ることができませんで…
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コロナ禍で鮮明になった日本人「海外ツアー」挑戦の意義
2021年になって米男子ツアーはすでに3試合が消化され、米女子ツアーも先週の「ダイヤモンドリゾート・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」からスタートしました。米国で資格を持って戦う選手は男子が松山英…
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松山はショット力トップもパットが弱い…課題はメンタル
パットはスコアをつくるうえで一番重要なウエートを占めます。松山英樹は最下位に終わった「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」に続き、「ソニーオープン」でもハワイ特有の目のきついバミューダ芝グ…
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松山 米ツアー制覇にはショートゲームとパット精度が課題
2021年の米ツアーが早々と始動しました。 初戦の「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」は、昨年のツアー勝者とプレーオフ最終戦「ツアー選手権」に残った42選手が出場。誰が勝ってもお…
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正月特番出演はNG?コロナ感染拡大でプロに求められる自覚
プロゴルフ界は2021年も波乱が予想されます。昨年末から首都圏でコロナ感染者が急増しており、1都3県で今週中にも緊急事態宣言が発令されます。 【写真】この記事の関連写真を見る(13枚) …
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2020年シーズンは無観客で集中力を持続させる難しさを痛感
新型コロナ感染拡大による試合中止が世界中で相次いだ2020年は、プロゴルファーにとって「いつツアーが再開するのだろう?」という不安ばかり募り、スケジュール調整や集中力を持続させる難しさがありました。…
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渋野日向子を変えた夏の米転戦 全米女子V争いに経験生きた
渋野日向子が初出場の「全米女子オープン」で優勝争いを演じましたが、単独首位発進の最終日は寒さや重圧もあってスイングに硬さが見られ、アドレスも微妙に左を向いていました。それがショットに影響を及ぼしてス…
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男子プロは危機感を持ち「魅せるゴルフ」に徹しなければ
男子ツアー年内最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、会場名物の18番パー3が勝敗の分かれ目になりました。 4選手が通算8アンダーに並んで最終ホールを迎え、勝ったC・キムだけパー。岩田寛…
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原英莉花が大躍進!メジャー2勝に導いたジャンボ尾崎の教え
21歳の原英莉花が「日本女子オープン」に続いて「ツアー選手権リコー杯」と国内メジャー連勝を果たしました。5年シードを手にして、これからさらに大きく飛躍していくはずです。 もちろん、原を指導す…
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若手プロには世界基準の「リカバリー技術」が必要だ
先週は男女ツアーとも若手の頑張りが光りました。 男子の「ダンロップフェニックス」はプロ転向3戦目の金谷拓実(22)が、同じ学生プロの石坂友宏(21)との4ホールに及ぶプレーオフを制しました。…
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今の松山には「優勝」のみ 課題は勝つためのゴルフの継続
今年のマスターズはコロナ禍で史上初めて11月開催になりました。4月より軟らかいグリーンはボールがよく止まり、勝ったダスティン・ジョンソンは通算20アンダーまでスコアを伸ばしてコースレコードを2打更新…
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松山英樹のマスターズに期待 不調の渋野は練習量増がカギ
今週のメジャー「マスターズ」(12日開幕)に向けて、松山英樹が調子を上げてきました。 先週の「ヒューストン・オープン」は5打差8位発進の最終日にコースレコードタイの63をマークしてトップを猛…
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ZOZO選手権でわかった 日本人プロが海外で戦うための課題
今年のZOZOチャンピオンシップ会場だったシャーウッドCC(米カリフォルニア州)は、開場してまもなくの1990年ごろにオフ合宿で訪れ、よく回りました。谷間に18ホールがレイアウトされ、低いところに池…
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大学生でも世界目指すアマチュアには思い切りの良さがある
最終18番ホールでバーディーを奪い、稲森佑貴が逆転優勝した今年の日本オープンは例年と雰囲気がちょっと違いました。 無観客開催もそうですが、コロナ禍で男子ツアーは相次いで中止になり、大会は今季…
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渋野 海外遠征で闘志に火…必要なのはメジャー覇者の自信
渋野日向子の約2カ月間に及ぶ、海外6試合の遠征が先週の「全米女子プロゴルフ選手権」で終わりました。結果は上位に行けず通算11オーバー58位だったけれど、「スコットランド女子オープン」や前年覇者で臨ん…
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ショットを改善 全米女子プロの渋野日向子は期待できる
先週の「日本女子オープン」は、いま勢いのある黄金世代の原英莉花と小祝さくらの2人がマッチプレーの様相でぶつかり合い、最後まで大会を盛り上げました。 3日目に単独首位に立った原が逃げ切り、初め…
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松山英樹はビッグチャンスを逃してさらに進化し続ける
「何もいいところがなかった」 先のメジャー大会、全米オープンが終わった後の松山英樹のコメントです。そうはいっても、長くて粘るラフ、狭いフェアウエー、高速グリーンに加えて厳しいピンポジションとい…