松山英樹のマスターズに期待 不調の渋野は練習量増がカギ
今週のメジャー「マスターズ」(12日開幕)に向けて、松山英樹が調子を上げてきました。
先週の「ヒューストン・オープン」は5打差8位発進の最終日にコースレコードタイの63をマークしてトップを猛追し、今季ベストの2位フィニッシュと勢いがあります。
それも2カ月前の全米オープンの教訓が生きたはずです。4位発進の最終日に崩れて17位と悔しい思いをしました。それから4日目の戦い方が改善され、「ZOZOチャンピオンシップ」最終日も4日間ベストの66です。
冷静に、自分がやるべきことが明確になって、好プレーにつながっています。
いい形でオーガスタ・ナショナルGCに乗り込むことができますが、4月開催から11月に変更になったマスターズに向けて、練習日からコース状況をいち早く判断できたほうが有利です。春とは違う気候や風向きに戸惑うこともありますが、これまでのイメージを消して、セカンドショットの距離感をつかむことです。
同時に、調子が上向きなだけに、自分自身に期待をかけすぎて気持ちが高ぶらないことも大事です。